事業仕分けの内容が報じられている | 公会計の動向

事業仕分けの内容が報じられている

 東京新聞が11月13日に掲出した「14基金4572億円返納 仕分け2日目 国道、河川維持費を圧縮 」は、政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)が12日午後、22年度予算概算要求の無駄を洗い出す事業仕分けの2日目の作業を続け、農林水産省の「担い手支援貸付原資基金」など14基金、単純合計で約4572億円の国庫返納を求めたと報じる。「廃止」「予算計上見送り」と判定されたのは7事業、計約130億円に上ったとか。「担い手支援貸付原資基金」は、地方自治体の公社などが離農者から農地を借り上げる際、農水省が無利子資金を貸し付けるもので、これを含め農地集積対策関連3基金、計約823億円も返納対象となったとのこと。「廃止」となったのは、厚生労働省の障害者保健福祉推進事業費の一部(概算要求13億円)、健康増進対策費(同約4億円)などで、自公政権が23年度導入に向けて調査を進めるとした社会保障カード(同約7億円)も「見送り」となったとか。内閣府が重要政策に関する広報を行うための「政府広報」(同約85億円)は「予算半減」とされたとのこと。国土交通省の直轄国道の維持管理費(同約2325億円)、直轄河川・直轄ダムの維持管理費(同約1254億円)はいずれも、「少なくとも10~20%の削減が可能」と判定されたとのこと。これらの維持管理は、公益法人への事業委託が高コストを招く一因と指摘されており、仕分け人からは「入札方法を見直すべきだ」などとする意見が相次いだとか。