福井県監査委員が住民請求監査で政務調査費を指摘 | 公会計の動向

福井県監査委員が住民請求監査で政務調査費を指摘

 MSN産経ニュースが11月10日に掲出した「福井県政調費610万円が不適切支出 監査委員、一部返還勧告 」は、福井県監査委員が、平成20年度に県議会に交付した政務調査費で、県議が前年度の事務所賃貸費を計上するなど不適切な支出が計約610万円あったとして、返還や使途を証明する書類の提出などするよう県議会に通知したと報じる。うち約220万円は、「市民オンブズマン福井」が住民監査請求で不適切と指摘した内容と一致していて、監査委員も目的外支出と判断し、返還を求めるよう西川一誠知事に勧告したとのこと。監査委員事務局によると、不適切支出は3会派と県議35人にあり、最高額は約88万円、前年度の事務所賃貸費のほか年賀状購入費、あいさつだけなのに支出した懇親会費などで、書類不備で使い道が証明できないケースや公務出張に政務調査費を充てた二重計上もあったとか。20年度の政務調査費は総額約1億4千万円で、市民オンブズマン福井が9月、約7200万円の支出が不適切として監査請求していたとのこと。