みずほが公的資金を18年度上半期に完済する予定 | 公会計の動向

みずほが公的資金を18年度上半期に完済する予定

 共同は8月23日に「みずほ6164億円返済 残り8500億円=差替」を配信。

 記事は、みずほフィナンシャルグループが23日、注入されている公的資金1兆4664億円のうち、6164億円を29日に返済すると発表したと報じる。残りは8500億円となり、2006年度上半期中の完済に向け返済を加速させるとのこと。返済は預金保険機構が保有する優先株を買い入れ消却する方法で実施し、含み益のある優先株と含み損のある優先株を抱き合わせ6929億円で買い入れることで、765億円が同機構の利益となり、国民負担が生じないようにしたとか。みずほは当面の株価上昇で買い入れ負担が増える可能性を検討して、6000億円規模の返済を決めたとみられると記事は伝える。本年度内に9700億円を買い入れる枠を設けており、追加返済も検討しているとか。みずほが受けた公的資金は総額2兆9490億円で、不良債権処理が一段落し財務体質が急速に改善したことから返済を進め、今回分で計約71%を返すことになるとの由。三菱東京フィナンシャル・グループは既に完済したが、UFJホールディングスとの経営統合で1兆5000億円を再び抱え、三井住友フィナンシャルグループは1兆1000億円を残しており、いずれも07年度中の完済を目指していて、経営の自由度を高めて攻めに転じる方針とのこと。