東日本大震災から今日でちょうど丸１年が経ちましたね。
今日は日本国中のすべての方々が、さまざまな思いを持つ１日になると思います。
私は１年前の地震の時は、東京の郊外の駅に向かう途中のバスの中でした。
バスは元々揺れているので最初は地震と気づきませんでしたが、揺れ方が尋常ではないため他のお客さんがザワザワし始めて、ようやく地震と気づきました。
揺れはなかなか収まらずに、道路は波打ち、横のガソリンスタンドの屋根は倒れるのではないかと思うくらいに揺れていましたが、それ以上には大きくならずに少しして収まってくれました。
バスが駅に着いた後に再び余震がきて、駅前のビルは大きく揺れていました。
その後９時間以上電車は動かずに、まだ寒い中を駅前や近くの市民センターで過ごしましたが、１年経った今でもあの日の記憶は鮮明に残っています。
地震、津波、原発事故と、東北の被災地の方々はもちろん大きな被害を受け、１年経った今でも苦労をされている方々も多いですが、震災の影響は日本の全国民に及んだと思います。
私の方も、３月はちょうどテレビの特番の時期で、去年の３月の特番、４月以降の新番組に関するプロモーションなどでいろいろな予定を進めていましたが、それがすべて飛んでしまいました。
この１年間、震災が無かったと仮定したら、今の仕事の流れも大きく変わっていたと思います。
震災から１年が経ち、仕事に関してはようやく徐々に震災の影響からの立ち直りができていますが、被災地の復興はまだまだ時間がかかり、原発の事故の影響も数年レベルの問題ではなくなっています。
震災の復興や原発事故の解決に対しては、私は何もできることはありませんが、震災から丸１年の今日は改めて“あたりまえのこと”に感謝をして、毎日をポジティブな気持ちで過ごしていこうと思っています