映画BECKを見てきました。
このところ連日午前様とまでは行きませんが12時前後の帰宅で、
少し疲弊気味でしたのでどうしようかぎりぎりまで迷い、
それでも今週だってどうなるのかわからないので出かけていきました。
映画「オーケストラ」と迷いましたが時間がこちらがどんぴしゃだったのでこちらを見ました。
映画館ではチケット購入列に横入りしてきたおばさんがいました。
どうもこういうマナー悪・モラルのない人におばさんが多いように感じます。
この映画館でももう何人ものおばさんにこういう風に横入りをされています。
私は横入りしやすい人間に見えるのか???
服装がいかにも乾いた風で、驚いたのはズボンがミルクチョコのような色の五分丈で、
その下に同系色のボーダーのレッグウオーマーをきっちりとキャハンのように穿いていて、
足元がちりめんの赤い鼻緒の女性用雪駄・・・。
庭で二羽鶏を飼っていますって言った風でした。
っでベックのお話ですが、これはもともと漫画の映画化です。
原作は月刊少年マガジン、私の好きな少年誌でしたがかなり長いものだったので、まあ・・・、
もともとすべてを同じようにとはいかないでしょうと思っていました。
っで当然原作通りではありませんでしたが、
それでも原作からそれほど外れることもなく比較的綺麗にまとまっていました。
海外での内容は無理だったのでなかったです。
ギタリスト竜介と出会ってしまったパシリに使われているような気弱ないじめられっ子体質のコユキ♂
彼はつまらない毎日を無気力に生きていたが、竜介のギターに魅せられギターを手にする。
やがて竜介のつくったバンドにサポートメンバーとして参加し、
正式メンバーとなり天才的な歌唱力を評価される。
竜介の夢だったロックフェエス参加を目指してベックのメンバーが個人の色々な精神的な葛藤を乗り越え奮闘する。
というモノです。
今回の映画の中に出てくる音楽はどれもすばらしく、コンサートではないのでフルで聴けないのが残念なほどです。
最後まで聞きたかった~♪
ちなみに余談ですがギターはやっぱりレスポよねぇ~(*^-^*)
ラストのフジロックフェスティバルの会場を使ってのクライマックスのライブシーンは、
それぞれの思いをぶつけ、気分も盛り上がり、ものすごい臨場感でした。
やっぱり最高~(笑)
ただ天才的な歌唱力を持つ主人公ユユキはの歌うシーンはずっと口パクというか音なしイメージのみだったので、
最後こそは聴かせてくれるか!?と期待もしましたがサプライズはありませんでした。
これは原作者の意向だったそうで仕方もありませんね。なかなかそんな風に歌える俳優さんもいないか・・・。
さすがに水島ヒロ(帰国子女)、英語は堪能風でした。
物語のはじめ部分は、なんだかバタバタして(メンバーをそろえる過程)参ったな~と思ったのですが、
エピソードもうまく拾って、結果、お勧めの映画と感じました、正統派ロック好きの方には特にお勧めです。
ちなみにベックっていうのはそのバンドの名前ですが、
そもそも竜介の連れている犬(ブルテリア?)の名前です。
その犬は竜介のニューヨーク時代に、伝説のルシールというギターと一緒に車上から盗んできたものでした。
それがこの映画のキイワードとなっています(*^-^*)
次回は海猿見る予定です♪やっぱり3Dかな???
予告ではポセイドンアドベンチャーばりの船の転覆シーンがあり、どんな映像か楽しみです。
オーケストラも時間があったら見たいです。