拙著『ゆで卵を作れなくても〜』にも登場してもらった「白馬に乗った王子」に久しぶりに会った



45歳になったと言いながら

まったく太らずスリムでかっこいい

いまも趣味はトレッキング、ハンティング、スキー


会うなり

「あいかわらずきれいだね、会えてうれしいよ〜!」

と満面の笑み。


フランス男はイタリア男ほどこの手の社交辞令を誰彼かまわず言う生き物ではないのに、彼は心からあふれ出るかのように口にする。さすが王子。



でも、王子はただのプレイボーイではない。

最初はビーチレストラン、次は保険会社のビジネスを成功させた頭のいい人だけに、会うと勉強になる。



とにかく会話が気持ちよく、スムーズに、テンポ良く進む。



彼の会話術は、


まず、聞き役になる


否定しない。つねに肯定


相手の話の腰をおらない


「さすがだね」「すばらしいよ」と相槌で褒めたたえる


でも、きちんと自分の意見や考えを挟みこむ。ごり押しはしない


自分が役立てそうなことは率先して提案する

(実際、骨身惜しまず手助けしてくれる)


相手の目を見て話す


人の悪口や噂話は言わない



とりたてて目新しいことはないが、実際、それができてる人は少ないのかも




そんな100%感じがいい彼なのに、いまだに独身


順調に会社経営

プール付きの持ち家あり

アルプスに別荘あり

性格・見た目すこぶるよし



対をなしてたもう一人のプレイボーイは子供ができて結婚して遠くへ引っ越してしまったので、今では孤独



儲け話などはどうでもいい、これからは大切だと思えることに時間を割いて暮らしたい、なんて言ってたけど、彼の内面を愛してくれる人が現れるといいな



汽車仕様のかわいい焼き栗屋さんを見てたら、食べたい?と聞いて走って買いに行ってくれた



サナリーという素敵な港町にて