テラスでワインを飲んでいたら


ずーっと向こうの家の屋根の上のネコと目があった



そのあとも  そのネコは

そこから一歩も動かず

私がアペリティフを終えても  

まだそこでじっとしていた



屋根の上から

人間の暮らしを

空を舞う鳥たちを

飛び交うトンボを

ちらりと横目で眺めながら

いったい何を考えているのやら



ネコは存在そのものが芸術であると言ったのは

レオナルド・ダヴィンチ?





悠々と、世の中を見渡しながら

まるで王のような威厳をたたえる

一匹のネコのシルエット


それはひとつの生命体の象徴



人間はつるんだり

空気を読んだり

自分を大きく見せようとしたり

騙したり  騙されたり




で、アンタは俺様ほどの自信と確信を持って生きているのかい?    ふふん