きのうは、トリュフのマルシェの表の顔について書きましたが、今日は「裏道」の顔! こちらがこの市場の本来の姿なのです。

といっても、ただ、車が並んでいるだけで、何かを売っている様子も、トリュフの姿も見えません。でも、人がぞろぞろ並んでる…。なんだろ。
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-裏道


あっちでも、こっちでも、車のトランクを開けて、ひそひそ、話してます。
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-3


こっちでも、ひそひそ。あやしい。
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-密談2


あきらかに、あやしいです。
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-密談


まるで、麻薬の売人じゃないですか。
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-4



近寄って、中をのぞいてみると、、、おぉ! トリュフ! それにしても、すんごいシビアな会話、、。「こんな質の悪いの、買えないですね」とか言われてる、、。おっちゃん、かわいそう。でも、ほんとにとても小さいね、これ。せつない。
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-計算


箱のフタを開けた瞬間、激写!! 中にはすんごい量のトリュフが詰まってる!
$プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-箱の中



そうなんです。車の持ち主は、フランス各地からやって来るディーラーで、そこに地元のトリュフ・ハンターがトリュフを袋に入れて、売りにやってくるわけなのです。
トリュフの質をチェックして(爪で押す)、買うものを計量して、商談成立したら、即お支払い。

ディーラーはニコリともしません。「笑いませんね?」と言うと、「笑ったら値段が下がるからね」。そうだわね。それが商売ってものですよね。

このトリュフ市場は、本来、このようなプロのための市場なのです。多い時は、1度のマルシェで1000kgから1500kgも売買されることがあるそうです。

でも、採れない時は、400kgくらいのときもあるとか。

トリュフの収穫は、月の満ち欠けとものすごく関係があるというのも興味深い(新月から満月になる時がよく採れるんですって)。

ちなみに、プロの値段は、1kg300~600€、表通りの一般人向けの値段は1kg800€が相場です。

去年のノエルには、リヨンで1kg2700€の値がついたそうですから、時と場所によって、トリュフの相場はかなり変わるんですね。
日本のマグロと一緒ですね。
このおっちゃんたちが採ったトリュフが、仲介業者を通って、パリやニューヨークや東京や北京に売られていくわけですねぇ。感慨深いなあ。

でも、トリュフ・ハンターは、この職だけでは暮らしていけません。たいてい、二足のわらじです。

日本にいる時は、トリュフなんて、グルメ嗜好の単なる高級食材じゃん、なんて思ってたけど、地元はやはり奥が深い! 

でも、もう自生しているオークの林は存在しません。オークを植えて、菌根を入れています。それでも、トリュフは偶然が生み出すもの。だからこそ、いつまでも珍味として珍重されるのです。




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