栄養剤を無許可販売 無職女を逮捕 函館西署

 【函館】無許可で医薬品の栄養剤を販売したとして、函館西署は25日、薬事法違反(無許可販売)の疑いで、札幌市北区太平5の5、無職千葉玲奈容疑者(29)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年10月13日から今年4月20日までの間、液状の栄養剤96缶(1缶250ミリリットル、計9100円分)をインターネット競売を通じ、福岡県の男性ら2人に無許可で販売した疑い。

 同署によると、同容疑者は札幌市内の通院先で「食事ができない」などと繰り返し訴えて処方を受け、逮捕時には約550缶を所持していた。同容疑者は市価の3分の1程度で販売しており、「金をもうけるためだった」と話しているという。

ペタしてね