政宗さんから私に電話がかかって来ました。
おい昌昭、連休とれるか?ちょっと力をかしてくれ。他ならぬ政宗さんの頼みですから、電話のあった翌日に申請を出しました。
そして3日後から三連休を取りました。
日に日に、信光さんは衰弱していきました。
私の休みに合わせて政宗さんをとりました。
そして2人である山岳に一晩籠り、翌日滝に打たれて心身を浄めて来ました。
そして、帰って来た夜に2人で信光さんをつけて行きました。
おい、昌昭信光は呪われているぞ。
完全に死相が出ているぞ。私と政宗さんは尾行して行きました。
信光さんは、里未さんの墓の墓で座り込みました。
すると1人の老人が墓石の裏側で呪文を唱え始めました。
あれは反魂呪文だ。
政宗さんが呟きました。
信光さん今夜もありがとう。
そして里未さんの霊が現れました。
2人は裸になって交わり始めました。
里未の独占欲は凄いな。
あいつは、信光も殺して一緒にあの世に行きたいらしいな。
しかし、全てはあの老人だな。
父が予想していた通りだな。
昌昭、唱和しろよ。
2人である呪文を唱え始めました。
その呪文の威力を上げる為に修行して身を浄めて来ました。
ある呪文を唱えて暫くしたら、老人が苦しみだしました。
そして老人は血を吐いて倒れました。
老人が倒れると里未さんの霊は消えました。
信光さんも倒れました。
信光さんは、3日3晩意識不明でしたが一命はとりとめました。
老人は、意識が戻らず死亡しました。
老人の部屋には遺書に近い物がありました。
この老人は呪術の名人でもありました。
政宗さんは、宗家からそれを聞いて呪い返しをしかけました。
1人では勝てないから、私を連れて来たのです。
死んだ女性の未練につけ込む老練さと、恨みの深さは恐れいりました。

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