'12~'17 マジェスティ250(4D9)後期型にLEDヘッドライトバルブ取付けしました。
プロテック 営業部のムランティーノです。
'12~'17 マジェスティ250(4D9)後期型に爆光でおなじみのサイクロンLEDヘッドライトバルブを取付けしました。
4D9マジェは前期と後期に分かれます。
前期型の'07~'11モデルはLox2、Hix2の4灯ヘッドライトでしたが、
後期型はプロジェクター2灯に変更され'09~'14 YZF-R1の様に1個のプロジェクターで
Hi/Loの切り替えが出来る仕様のヘッドライトにモデルチェンジされています。
今回はその後期型にLEDヘッドライトバルブを取り付けてみました。
当社のNo.65042【LB7-SS】 H7 20w 6,000kスリム&ショートタイプ LEDヘッドライトバルブが
取付け出来ましたが、加工箇所が2つありましたので専用キットで発売致します。
こちらが専用キットの構成パーツです。
No.65062【LB7-MJ】'12~マジェスティ250(4D9後期型)専用キット
価格は¥33,000(税抜)です。1台分のフルキットですので他に買い揃える物はありません。
取付け方法をご紹介します。
先ずはヘッドライトを車体から取り外します。
「おっ何だよ!?外装全バラしなくちゃだめなのかよ!」なんて声が聞こえて来そうです。
この状態にする時点で一気にヤル気が失せて取付け断念って事になりますよね~。
更にショップに頼んだら工賃いくら取られるかドキドキなんて恐怖も襲ってきます。
でも大丈夫!
外装の取り外し方法を丁寧に、サービスマニュアルよりも分かりやすくこちらのブログで紹介していますので、
作業前に、また作業しながら参考にして行えばだれでも簡単に取付け出来ちゃいますよ~。
工具はプラスドライバーと六角レンチ、10mmソケットとエクステンションバーにラチェットがあればOK
では改めて取付け方法をご紹介します。
カウルからヘッドライト本体を一旦取り外すと作業がしやすいだけじゃなくカウルに傷を付けなくて済みます。
ヘッドライトのフタを外します。左上に▲マークがあるのでOPENのマークの方向、
左に回すと簡単に外せますよ~。パッキンが固着していて固い場合もありますけどね・・・。
バルブコネクターを抜きます。
おっ、この車両はノーマルバルブじゃなくてPIAAの青いガラス管のバルブが付いていました。
明るさを見てみようって事で一旦車体に戻して点灯させてみたら・・・
やけに片方だけ明るいって言うか眩しい(ちなみに左右ともLoビーム点灯)
眩しく見える側のバルブを外して確認しようとしたら、バルブの取付け角度が間違って変な方向にいってました。
おそらく下から手を突っ込んでバルブ交換したのでしょうね。
フランジの突起部が通常は時計の7~8時の間位に向くのが正解なのですが、12時方向に突起が向いてました。
更にこのバルブには遮閉板の役目の目隠しがガラス管の中にあってそれの影響もあって
変なバランスで光っていたと思われます。
画像向かって右の方が正しい向きで取り付けられていたのですが、全然暗いですよね?
車両を協力してくれたオーナーさんも夜間走っていると左右で照射が変だと思っていたとの事。
話がずれましたが取付けに戻ります。
フックを外してバルブを取り外します。(説明不要な部分ですがお許しください^^)
LEDバルブを取り付けます。取付けには向きが決まっています。
画像の赤い四角で囲ったUPの刻印をヘッドライトに対して12時方向にします。
左下にある赤い△を付けた部分にも注目してください。
※ちなみに汎用のH7スリム&ショートでの取付け時に2箇所の加工の内の1つがこの左下のフランジの加工です。
取付けるとこんな感じになります。青〇で囲った部分に上の画像の赤い△で印した突起がはまります。
コントローラーユニットのコードを接続します。
2Pカプラー(白と緑の線)をLEDバルブと接続、
赤と青の平端子の付いたコードをヘッドライトバルブカプラーに接続します。
赤と青(水色)を、青と黒(灰色)をそれぞれ接続して脱落防止やショート防止の為テーピングします。
接続した各コードはヘッドライト内に収納して、LEDバルブ後部には付属の導熱グリスを塗ります。
この導熱グリスはとても重要です。LED点灯中に発生した熱をヒートシンクに移動させる役割があります。
もしグリスを塗らずに取付けた場合、LEDチップの寿命が短くなったり、最悪点灯不良にもなりますし、
更には保証の対象外として保証期間内でも有料修理になってしまいます。
先にコントローラーをヘッドライトの外側に貼り付けておきましょう。
LEDバルブ後部に防塵用フタをネジ止めします。LEDバルブと密着するまで強めに締め込んでください。
付属のヒートシンクに導熱グリスを塗ります。
ヒートシンクを防塵用フタにネジ止めします。
次にファンを取り付けますが、ファンの内側の4隅にワッシャーを接着しておくと作業しやすいです。
茶色い丸シールの貼ってある面を外側にしてファンを取付けます。
コントローラーユニットとファンを接続します。
ファンの2Pカプラーは防水ではありませんので、ブチルテープ(自己融着テープ)を巻いて防水対策します。
たるんだコードは危険ですのでタイラップなどでまとめておきましょう。
またキット付属のポジションランプ用のT10 LEDをノーマルポジション球と交換します。
これはキャンペーンでおまけとして付属する物ですが単品では¥2,000で販売している物と同様なので、
キット価格¥33,000に対して2個付属しますので¥4,000分もお得な価格となっています。
せっかくのLEDヘッドライトバルブですからポジション球もLEDにすれば統一感が出ますね。
こちらがLowビームの照射状態です。さすがプロジェクター!水平なカットラインがきれいに出てますね。
明るさも中心部分に焦点が合っておりハロゲンバルブとは比べ物にならない位明るいです。
こちらはHiビームです。1つのプロジェクターでHi/Lo切り替わる仕組みなので、
Lowビーム照射はそのままでHiの領域が追加で光っているのが良く分かりますね。
最後に車検基準についてですが、画像取り忘れましたが、バッチリ光軸が出ており、
最高光度も18,000カンデラでしたので楽々クリアーです。
となると同じ方法で'09~'14 YZF-R1にも車検対応って事で適合しちゃう可能性も出て来ました。
車両協力可能なR1オーナーの方を募集しております。以下の内容をお読みの上ご応募くださいね~。
プロテック ではLEDバルブの適合調査 にご協力いただける車両を募集しております。
ご協力のお礼として何と!LEDバルブを無料で差し上げております。
※2灯式の車両は1本のみ無料進呈になります。2本目は有料となります。
条件は以下の通りです。
・月~金の営業時間内(AM9:00~PM17:00)の間にご来社可能な方。
・当社にて未適合な車種でヘッドライト周りがノーマルの車両。適合情報はこちら
※すでにHIDやLEDが装着の場合、取外し工賃が別途発生する場合があります。
※車種によっては、未適合車種でも当社の判断でお断りする場合があります。
その場合は、製品代と工賃(¥3,240より)にて作業をお受け致します。
・ご来社当日の作業が不可能な場合、1週間以上車両を預けられる方。
・撮影した画像はHP、ブログ、フェイスブックに使用する事を許可頂ける方。
・取付け後はSNS(ブログやフェイスブックなど)でインプレッションをアップして頂ける方。
上記条件を満たしてご協力頂ける方はこちら からご応募ください。
ご応募前のお問い合わせもお気軽にご相談ください。℡044-870-5001