ウインカーオートキャンセラーの誤作動防止対策です。 | プロテックSTAFFブログ

ウインカーオートキャンセラーの誤作動防止対策です。

プロテック 営業部 ムランティーノです。

車みたいに右左折後に自動でウインカーが消灯するプロテックウインカーオートキャンセラー

汎用性の高い製品ですのでいろいろな車種へ取り付けられておりますが、
オートキャンセル後にウインカースイッチ操作をしていないにもかかわらず、
再びウインカーが点滅し始めてしまうとのお問い合わせを頂きましたので、
その不具合の対処法をご紹介します。


オートキャンセル後にホーンを鳴らしたら再びウインカーが点滅する場合。

①ホーンのスイッチ側のハーネスをホーンから抜きます。
 ※ホーンスイッチには、(+)スイッチと(-)スイッチがあります。一般的には(-)スイッチですが、
   ホンダのスクーターは(+)スイッチが多いです。配線図で確認して下さい。
②付属の緑色のコードを使ってWACユニット本体に接続します。


オートキャンセル後にブレーキ操作をしたら再びウインカーが点滅する場合。

①テールランプハーネスのアース線(マイナス線)をメインハーネスから切り離しボディーアースします。


エンジンが掛かっている状態でオートキャンセル後、
ウインカースイッチ操作しないのに再びウインカーが点滅する場合。


原因は車両側のハーネスに回り込んだノイズです。
これがやっかいでウインカースイッチを入れた時の信号と同じ信号な為、
WAC-1000本体のセンサーが反応してしまうんです。

①前後左右4箇所のウインカーのアース線(マイナス線)をメインハーネスから切り離します。
②前後共に左右ウインカーのアース線(マイナス線)を連結します。
③ウインカーオートキャンセラーのハーネスの青線と一緒にボディーアースします。
※ボディーアースの場所は必ずステムより後方にして下さい。
※前後別々のボディーアースでもOKですが、前後左右のウインカーアースを1箇所でボディーアース
  する方がより効果的です。

車体前部の配線加工方法。

↓ リアウインカーのアース線の加工後の参考画像。


この対処方法を行う事で不具合は解消されると思います。