エリス・ピーターズ 『修道士カドフェル ・氷の中の処女』 ドラマ | Pの食卓

エリス・ピーターズ 『修道士カドフェル ・氷の中の処女』 ドラマ

今日も今日とてミステリーチャンネルにはまる日々、

最近の楽しみはクリスティのドラマとこの 『修道士カドフェルシリーズ』 です。


中世、十字軍が闊歩する英国の僧院が舞台であるこのドラマ、

およそドラマとは思えないほどの豪華な作り! 毎度の事ながら驚かされます!


今回の事件はその十字軍との関係が描かれていました。

十字軍、着ている装束や残っている物語から英雄たちの集まりのように感じますが、

その実、闘いのエキスパートであり戦闘集なのですね。 改めてそう思わされました。


『氷の中の処女』 の事件は氷に閉ざされた川の下、

修道女の死体が発見されるところに事件の特異性があるわけですが、

その絵画的な光景には目を見張るものがあります。


小さな草花を手がかりに事件を解決するカドフェル修道士の手腕は見事なもの!

今回も手のひらサイズの証拠から事件を全て解決してくれました!

これはいよいよ原作も読まなくてはいけなくなってきたかもしれません;


エリス・ピーターズ, 岡本 浜江
氷のなかの処女―修道士カドフェルシリーズ〈6〉