一週間の新人研修合宿がようやく終わりました。
そして、今日は休日(^^)
久しぶりに家でゆっくりした。
家に帰ると、家族から矢継ぎ早に質問が飛んできました。
「研修って、どんなことやるの?」
「どんな人達だった?」
「嫌な奴はいた?」
「食事は何が出たの?」
終いには、
「お土産なんかくれた?」
末っ子の僕が社会人になったので、家族はみんな面白半分でからかいます(ーー;)
母はいつものように嬉しそうに黙って聞いていた。
最後に、
「洗濯する物ちゃんと出してね!」
と。
それを聞いて僕は、
(仕事を頑張って早く親孝行しなきゃ)
と強く思いました。
今週1週間は本社で業務研修を行います。
研修で仲良くなった大卒で表彰を受けた同期の人間と、偶然駅で会いました。
僕は、しっかりイヤミを込めて挨拶をした。
『先週はお疲れ様でした(^^)
第1位とは凄いですね!
さすが頭のいい人は違いますね。
幼稚園中退の僕には話が高度で付いていけませんでしたよ』
すると、彼もホメ殺し⁉︎
「やぁ、そっちの苦労話に感動して、あの日は思い出して一晩中泣いていたよ!」
と返され、笑いながら歩いて一緒に本社に向かいました。
この大卒の人は、本当に優秀で商品部に配属され、先輩達からも一目置かれる様な存在になり、同期の中でもいち早く出世したのです。
以降、ますます仲良くなり、僕が会社創立以来一番若い21才で店長に大抜擢された時は、ものすごく喜んでくれました。
本社での研修は、商品の勉強が殆どでした。
あとは、総務的な話と物流などについての講習です。
-業務研修最終日-
ナンバー2の営業本部長からみっちり販売についての話がありました。
50代でバリバリの営業マン上がりという人で見るからに鬼の営業本部長という雰囲気(^^;;
社長同様、僕を秘蔵っ子のように可愛いがってくれるのですが。
それは、もう少し先の話。
今も昔も営業の世界は数字がすべてだというのは変わりません。
その時は、僕は名前はもとより顔さえ覚えてもらえませんでした。
一年後に会った時、営業本部長は
「なんだ、お前は去年入社したばっかりか?それなのに・・・」
つづきは、またそのうちに書きますね(^^)
営業本部長は、主に売上げについてと、全国にある店の順位を1位からビリまで毎週発表すると聞いて驚いたこと。
更に個人売上げ高も歌のベストテンのように、やはり毎週1位から500何番までと、ビリの人間まで発表すると聞いてビックリ!したことが衝撃的で他の話はそれ以上あまり覚えていません。
(あー、これが社会であり、これが営業の会社なんだ)
と改めて思いました。
営業本部長の話で、本社研修は終わりました。
帰りは、宇田川さんと一緒でした。
本当に営業の会社に入社したんだなぁ!って同じことを思い、今後のちょっとした事などを話しながら駅まで歩いていました。
翌日、すべての新人社員が本社に集まり配属にあたっての注意事項と、いよいよ配属先の発表が人事部長からありました。
ハラハラ、ドキドキの瞬間です。
本社の各部への配属者の氏名
各店舗への配属者の氏名
と順次発表された。
1人ずつ名前と配属先を言い渡されました。
僕は、また違う大卒の人と2名は、横須賀店に配属と発表されました。
横浜市内に住んでいた僕は、比較的近くに配属されてラッキー!と言う感じでした。
地方だと単身赴任しなければならないので、嫌だなぁと思っていましたので。
そして、いよいよ明日から本当の闘いが始まる!
(店にはどんな先輩達がいるんだろう)
(シゴかれるのかなぁ)
とかいろいろ考えると、なかなか眠れない夜でした。
そして、初出勤の日を迎える!