核(兵器)開発などしているわけもないイランとの“協議合意”で、ブレント始め原油相場が急落している。
ほんまかいな、と思う。
僕にはこれで、ますますイスラエル好戦派の暴発のリスクが高まった、としか思えないんだけどね。
ムスリム同胞団やアルカイダ、ヒズボラやハマスはもちろん残るけど、いわゆる国家レベルでの対立というのは、中東では概ね解消することになる。
バーレーンを巡るサウジとイランの駆け引きみたいなものは残るとしても、面と向かって睨み合う状況ではなくなってくる。
まあ、孤立するわな。
その孤立するイスラエルをいかに暴走させないでおくか。
このあたりがポイントになってくるね。
もちろん(あえて、もちろん)アメリカだけでは不可能なわけで、英仏露埃土がいかに協同できるか、そのあたりも重要。
2014年も、中東から目が離せない。