#1590 身近 | プロパンガス

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せめてビールぐらいは安心して
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小泉さんの最大の功績は、政治を多くの有権者にとって身近なものにしたことだと想う。

その意味では、安倍さんも有権者に身近な政治ということに一役買ったといっていい。

橋本さん、小渕さん、森さんの時代、あるいはそれ以前は、政治というのは国民生活と関係のない、どこか遠くで行われているものだった。

「政治的無関心」という言葉が、よく聞かれた。

小泉さんは、有権者の関心を政治に向けさせることに成功した。

それが投票率に結びついたかどうかはともかく、多くの有権者にとって政治や政局が身近なものになった。

これは、民意を反映した政治の大前提となるものだ。

小泉さんはワイドショーでばかり露出度が高いという批判もあったけれど、そりゃあできればみんなが報道番組を観るようになったほうがいいのかもしれないけど、テレビが全然政治を扱わないという状況よりはずうっとましだ。

自民党には、有権者にとって身近な人の中から新総裁を選んでもらいたいと、僕は想う。

「福田さんなんか大嫌い」っていう人がいたら、その人は日頃からかなり関心を持って政治を見ているはずで、普通のサラリーマンや主婦にとっては、福田さんを嫌いになる理由なんかない。

嫌いになる理由もないけど、好きになる理由もない。

ほとんどの有権者にとって、福田さんなんて眼中にない。

額賀さんなんか、さらにそれ以下。

麻生さんは、「あの悪人面が嫌い」とかって言われることも多いけど、そのかわりに特に政治に関心のない人たちの間でも人気が高かったりする。

たぶん今の自民党の有力者の中では、多くの有権者にとっていちばん身近な人だ。

他に身近な人を挙げるとしたら、舛添さん、伸晃さん、小池さん、ゆかりタソ、まあ、そんぐらいのものかなあ。

こういう有権者にとって身近な人を選ばないと、自民党、ほんとに沈むよ。

もちろん僕は、以前からずっと政権交代を唱えているわけで、自民党がどうなろうが知ったこっちゃないんだけど、政治が有権者から縁遠いものになってしまうのは、すべての人にとって不幸なことだから、そこんとこ、なんとか頼むよ。

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