#1419 廃県 | プロパンガス

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神奈川県の人口は、約880万人。


そのうち、横浜市と川崎市、2つの政令指定都市だけで500万人。


「政令指定都市」をめちゃ簡単に説明するなら、都道府県並の権限を持つ市ということになる。


県の世話になんかならなくてもやっていける、県の中の県みたいなもんだ。


で、現在、相模原市が政令指定都市を目指して準備を進めているし、今はちょっと火が消えそうになっちゃってるけど藤沢・茅ヶ崎・平塚(とその周辺の町)にも合併・政令指定都市化の動きがあった。


これが実現してしまうと、政令指定都市に住む人の数は670万、実に神奈川県民の4分の3が県内県に住むことになる。


ここまできてしまうと、横須賀+鎌倉+三浦+逗子+葉山とか、厚木+海老名+大和+座間+綾瀬なんていう合併話も具体化するかもしれない。


言い換えれば「神奈川県は小田原・足柄地区を除いて全部政令指定都市」なんていうことも、あながち非現実的
でもなくなってくる。


それでもまだ、「神奈川県」っていう行政単位は必要ですか?


警察とか県立高校とか、最後まで残る問題はあるかもしれないけど、それって4%もの税率の県民税を払ってま
で必要なものですか?


念のために言っとくと、道だとか州だとか、そんなもの、県よりももっと無意味だからね。


東北とか、四国とか、九州とか、地域によっては道州制も意味があるのかもしれないけど、「南関東州」なんてもの、ナンセンスの極みだよね。