年末に宣言したように、五十音順で全都道府県を訪れてみようと想う。
ただ、厳密に五十音順というのはムリもあるし、面白味にも欠けるので、ある程度は融通を利かす。
なんにせよ、未知の土地を順に訪れるのが目的というか、目標。
で、第１弾は、秋田。
男鹿の「なまはげ柴竿まつり」というイベント。
なまはげが「なぐごはいねーがー」と里を練り歩くのを、 観光客向けイベントとしてアレンジしたもの。
娘にはさんざん前フリしていたせいか、それほど怖がることもなく、最後にはなまはげに抱き上げてもらって記念撮影までしてもらった。
２泊した宿は、外観のわりには内装は清潔で、なかなか快適。
料理も盛りだくさんで、さりげなく出される刺身も、さ すがに美味かった。
でも、心配なのは、この温泉町、なまはげの季節以外は、大丈夫なんだろうか。
今年は何十年振りかに雪のない冬らしいけど、これといって何もない、空港から最速でも９０分もかかるこの温泉に、わざわざ雪をかきわけて訪れる観光客はどれだけいるのだろうか。
大きなお世話かな。
で、あと４つほど気づいたこと。
ハタハタは、他の魚介類と違って、子持ちじゃないほうが美味い。
秋田の味付けは、見た目は真っ黒だけど、食べてみると塩分も甘みも控えめで意外とあっさり。
田んぼの真ん中を走っていると突然踏切が現れて、しかもその踏切を「こまち」が横切っていく。
男鹿温泉郷から秋田空港までは、さっきも書いたようにクルマで約９０分（雪のない時）なんだけど、これは高速道路経由でも一般道でもほぼ同じ。
それぐらい立派な、信号もない、まっすぐ、舗装の整備された一般道が通っている。