
プロパンガス協会スタッフブログです。
千葉県市川市でLPガススタンドの爆発事故が起きたようです。
事故現場


事故詳細

12日午後6時10分ごろ、千葉県市川市国分6のタクシー向けLPガスのスタンドで「ドンドンと音がして、炎が上がった」と110番があった。「日朗市川オートガススタンド」で爆発音があり、炎が上がったという。
県警市川署によると、スタンドで検査作業をしていた男性3人の作業員は30代から60代で、全身やけどや手の打撲などのけがをした。3人は軽傷とみられ、残りの2人も意識があるという。いずれも、命に別条はない。LPガスの引火が原因とみられ、同署が詳しい経緯を調べている。
同署によると、けがをしたのは30~60代の作業員。スタンドによると、12日から3日間の予定で、委託した業者による定期検査が行われており、当時は6人の作業員が地下タンクからガスを抜いた後に水を入れる作業などをしていたという。出火時は車にガスを入れる機械の周辺で激しく火柱が上がり、隣接するスタンド経営者(52)宅の木造納屋にも延焼した。およそ3時間半後に消し止められた。
近くに住む男性会社員(41)によると、男性は爆発が起きる前の午後5時ごろ、スタンドから水が噴き出すような大きな音がしたため119番した。市川市消防局によると、消防隊はこの通報でいったんスタンドに駆けつけたが、ガス臭など異常が確認されなかったため、「危険性はない」と判断して引き揚げたという。
ガススタンドの関係者は「爆風みたいな感じ、ボーンという感じですよね。すごい音がして、炎が上がったので、本当にこれは、ただ事じゃないと思いまして」と話した。
現場は、タクシーなどに燃料のLPガスを補給するスタンドで、12日は、業者が設備の点検作業を行っていた。
近所の人は「ズンという、突き上げるような感じで。家が」と話した。
警察は、漏れたLPガスに、何らかの原因で引火したとみて調べている。
怪我をされた作業員の早期回復を祈るばかりです。こうした点検作業も日常的に行う作業員はきっと気が引き締まる想いに違いありません。
ガスへの引火はとても怖いと再確認させられます。住宅用もガス漏れの危険性がゼロではありません。ガス臭いと感じたらすぐに窓を開け、ほうきでゴミを掃くように外へ押し出してください。
すぐにガスの元栓を閉め、契約されているガス会社に連絡してください。