今年度最初の進路希望状況調査が発表されました!
令和3年3月中学校等卒業予定者の進路希望調査(10月1日調査)
例年通り、当塾から志望者の多い高校をピックアップしてみました。
所沢北のように普通科と理数科の間で第2志望を認める高校は
全志望者が両方の科を志望した場合の倍率も出してみました。
倍率自体はここから最終倍率まで大きく変わります。
特に高倍率の高校ほど大きく低下します。
というわけで、ここで重要なのは昨年同時期からの変化に
ご注目下さい。
所沢北・普通科 1.84 (昨年同時期 +0.11)
所沢北・理数科 1.43 (昨年同時期 +0.35)
所沢北・普+理 1.79 (昨年同時期 +0.13)
所沢 1.50 (昨年同時期 -0.24)
所沢西 1.55 (昨年同時期 +0.05)
入間向陽 1.56 (昨年同時期 +0.15)
豊岡 1.20 (昨年同時期 +0.06)
県立川越 1.38 (昨年同時期 -0.16)
川越女子 1.39 (昨年同時期 -0.05)
川越南 2.45 (昨年同時期 +0.11)
市立川越・普通科 4.34 (昨年同時期 +1.04)
市立川越・国際経済 1.17 (昨年同時期 +0.21)
市立川越・情報処理 1.29 (昨年同時期 +0.12)
坂戸・普通科 1.34 (昨年同時期 -0.38)
坂戸・外国語科 0.70 (昨年同時期 ±0.00)
坂戸・普+外 1.27 (昨年同時期 -0.34)
和光国際・普通科 1.58 (昨年同時期 -0.15)
和光国際・外国語科 1.24 (昨年同時期 -0.32)
和光国際・普+外 1.50 (昨年同時期 -0.18)
朝霞 1.32 (昨年同時期 +0.04)
県立浦和 1.28 (昨年同時期 -0.34)
浦和一女 1.30 (昨年同時期 ±0.00)
大宮・普通科 2.19 (昨年同時期 +0.27)
大宮・理数科 2.55 (昨年同時期 +0.82)
大宮・普+理 2.23 (昨年同時期 +0.33)
市立浦和 2.73 (昨年同時期 +0.17)
昨年は多くの公立高校が同時期比でマイナス、
私立高校志望者が増加という傾向が見られたのですが、
上記の高校は今年プラスの高校が多いようです。
しかし、全県での私立高校の志望者数は
県内私立高校合計で9,384名(昨年同時期+413名)となっており、
2年続けて400人越えの増加です。
次に気になるのは、
県立浦和、県立川越という男子校の倍率低下ですね。
以前、北辰テストのデータから予測した通りの傾向です。
女子校も男子校ほどではありませんが、微減傾向にあります。
どうしても別学(男子校・女子校)は共学校に比べて
先入観で忌避されるケースが多くあります。
実際に高校へ行ってみると「男子校or女子校、すっごい良かった!」と
ガラリと変わる例を山ほど見てきているので、
感染症対策のために難しい状況が続いていますが
ぜひ機会を見つけてその目で見てほしいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、倍率について触れるたびに伝えていることですが、
受験生本人はこうした倍率の変動に
一喜一憂している場合ではありません。
自分の決めた第一志望へ向けて
今目の前にあること一つひとつに取り組んでいきましょう!