生活習慣病と遺伝子 | 診療放射線技師 スタッフのブログ

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こんばんは!64です!

生活習慣病という言葉は誰もが知っていますが、みなさんはどれほど気にしているでしょうか。

厚生労働省では、生活習慣病を、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する症候群」と定義しています。

具体的には、2型糖尿病、肥満、大腸がん、慢性気管支炎、動脈硬化症、などがあります。

私が最近読んだ遺伝子の本によると、「生活習慣病になりやすい・なりにくい」に関係する遺伝子があることがわかっていて、

ある遺伝子を持っている人は、2型糖尿病になる確率が1.24倍高いというデータがあり、双子の研究では、2型糖尿病には遺伝子が26%かかわっているそうです。

多少のなりやすさ、なりにくさは遺伝子によって左右されていると考えられますが、残り74%は生活習慣病が影響するということになります。

変えられない遺伝子のことを考えるよりも、変えられる生活習慣のことを考えて行動に移すことで、生活習慣病を予防していきましょう。