先日、担当先ではじめて内臓逆位の方の心エコーを見る機会がありました。
一般撮影では何人か経験したことがありますが、心エコーを経験するのは今回が初めて。
その方は既に完全逆位の診断がついており、それがあるとわかったうえでの検査でした。
まずは胸部レントゲンを撮り、心臓の陰影がしっかり右にあることを確認。
さぁ次に心エコー。
いつもの操作を、鏡に写したように反対にして検査すればいいのだから・・・
患者さまは右下側臥位に寝てもらって。
胸骨左縁アプローチではなく、胸骨右縁からアプローチして。
プローブのポッチは患者様の左、身体の正中側になるようにして・・・
見えました!いつもの見慣れた胸骨左縁アプローチの画像
心の中では「えーと、えーと」とつぶやきながら、患者様に対してはいつも通りに落ち着いた雰囲気で。
担当の先生と確認しながら、無事検査終了しました。
ドキドキしましたが、とてもいい経験をさせていただきました