博奕に学ぶ<その21> | FP独立成功術<ファイナンシャルプランナーの独立への軌跡>

FP独立成功術<ファイナンシャルプランナーの独立への軌跡>

資格を取得して、独立したいと考えている方は、現実的にどうやって仕事を得たり、収入を確保するのかがわからない方が多いと思います。そういった方々に、私が歩んできた独立への軌跡について参考にしていただけるのではないかと考えて、このブログを始めることにしました。

 新春1月12日(土)開催 「ギャンブルに学ぶ!講師スキル上達法」(16:15~赤坂本社)







講師業務がなぜ脳内麻薬を極めて多く分泌させるのか
ということについてお話ししていきたいと思います。

博奕で「上手くいった時の快感」が得られるのは、結果が
はっきりと表れるからです。白か黒かが明確にわかる
ということですね。灰色や玉虫色であってはダメなのです。

競馬で言えば買った馬がゴールポストを予想通り通過するか、
パチンコならば投資金額に対して何箱積めるかということに
なります。講師業務でもこれははっきりしています。

先方やその受講者に満足していただける仕事ができれば、
これは当たりということになり、反対に不満足であれば
ハズレです。そしてハズレであれば、その段階で終わりです。
もちろん、当初契約した講師料はもらえますがそれだけです。

ところが、当たった場合は約束の講師料の他に、次の仕事が
得られるのです。これが博奕でなくて何でしょう!

こちらがいくら努力して一生懸命にやっても、当たらなければ
何の意味もなく、当たればかなりの見返りが得られるのです。
そして賭ける対象は、馬でも自転車でもボートでもなく、
「人間の心理」ということになります。

この「人間の心理」というのは、主催者やその受講者の心理に
なりますから、競馬で思惑どおり馬が走ってくれるかというのと
同じように不確実要素に満ちています。この不確実要素に
対して予想して賭けるのが講師業務です。

予想というのは、講義準備ということであり、賭けるというのは
講義をすることです。レース展開を読んで、推理して馬券を
買うのとなんら違いはありません。

このように考えれば、講師業務が「上手くいった時の快感」が
得られる立派な博奕であることがおわかりいただけると
思います。

ところが実際の講師のほとんどは、自分が博奕を打つということを
認識しておらず、ただただ真面目にやろうとするだけでなので
なかなか勝つこと(リピート依頼)ができないのです。

競馬の予想をするようにもっと真剣に考えて、知恵を絞ればいいのに
と思うのですが、それができないようです。出走各馬の体重・コンディション
や能力、最近の成績や脚質、血統や距離適性など推理する要素が
たくさんあるのに、何も考えずに勘だけで馬券を買っているのです。

これでは勝てる道理はありません。



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