先日の日曜日に公開学力テストを受けた人はもう成績が出ていますね。

(※自宅受験の人を除く)

3月は変則となり、4月は中止、5月も通常よりも2週間遅れで実施となった公開テストですが、久しぶりに一喜一憂する日がやってきました。

 

6月からのクラス替えの資料となる重要なテストですから、クラス替えが気になる人にとっては成績を見る瞬間が一番ドキドキしたのではないかと思います。

受験学年である6年生にとっては食らう替えだけではなく、7月から始まる志望校別特訓の受講資格にも関わる重要なテストとなります。

通常であれば5月、6月の公開テスト、合否判定テストの3回のテストのうちの1回でも受講資格に達していれば最難関コースが受講できます。

 

 

テスト結果をどう捉えるか?

 

今回のテスト結果をどのように捉えたらいいのでしょうか?

2ヶ月におよぶ学校の臨時休校、そして塾の休講。

Web授業に振り返られたり、一部ではやZoom授業が行われていたりします。

 

休み中にたくさん勉強した人もいると思いますし、けっこう遊んでいたという人もいると思います。

地域によっては学校が休みの期間にずれがあったりもしていると思います。

 

そういうことを考慮して、今回の結果をどう判断すればいいのか困っている人もいるかと思います。

 

結論をいいます。

結果は結果です。

成績表に書いてある通りの偏差値、順位で判断してください。

どのように捉えたところで、数値そのものは一切変わりません。

 

「本当だったら●点取れた」

というのは勘違いである可能性が極めて高いです。

本当の点数は成績表に書いてある点数のことを指すのです。

 

「休校がなかったら」などというのは仮定の話です。

しかも実際には休校だったわけですから、それは誤った仮定に基づく推測ということになります。

そこから導き出される結論には何の根拠もないのです。

 

 

3月までの成績との比較

 

成績が出たらほとんどの人は前回との比較をすると思います。

前回の4月が中止だったとすれば、その前の3月の結果との比較となるでしょう。

 

しかし、この2ヶ月間というのは尋常ではない状況であったと言っていいでしょう。

塾も休みになって毎日遊んでいた人と、毎日朝から勉強していた人との勉強量の差はもの凄く大きいと思われます。

その結果が今回のテストに出てきたと思って間違いはないでしょう。

ということは、もはや3月の結果など遠い過去の話です。

そういえばそんなことがあったかもしれない、というレベルです。

 

ここで一度全部リセットして再スタートだと考えた方がいいのではないでしょうか?

 

前回よりも悪かった人も、良かった人も、ここがスタートラインです。

この2ヶ月間の努力が数値になったのだと考えるといいと思います。

ここから成績を上げたければ、この2ヶ月と比較してさらなる努力をすればいいということになります。

実際にはこれから学校もスタートするので、勉強は時間との戦いになるかもしれません。

 

 

平均点と偏差値

 

平均点を聞いた限りではいつもとそう変わらない気がします。

勉強を頑張った人と、遊び呆けた人の割合が同じくらいであればその平均値はほとんど変わらないでしょう。

 

平均点前後の人は偏差値50前後になります。

これは相対的なものですから、一斉に休校になろうが、試験日がズレようが全員が同じ条件であれば基本的に影響を受けません。

 

偏差値が60台とかになると状況は多少変わってきます。

例えば、平均点が低いテストの場合、標準偏差も小さくなりがちです。

そうすると上位の受験者は偏差値が爆発的に高くなることがあります。

(平均点が高いテストであれば上位は頭打ちになるので、高い偏差値が出にくくなります。)

最難関志望の人にとっては資格が取り易くなるのでチャンスと考えていいでしょう。

 

反対に下の方はどうなるかというと、平均が低いほど低い偏差値は出にくくなります。

同じ点数でもいつもより偏差値が高く出る可能性があります。

全然勉強をしていなくても、周りもみんな点数が悪いので差がつきにくいということですね。

 

 

最難関志望の6年生

 

夏期講習はどうなるのかわかりませんが、7月から志望校別特訓がコース別で始まります。

男子最難関、女子最難関、男女難関といった区切りになります。

 

7月までに最難関の受講資格が取れていないということは事実上の撤退を余儀なくされるということです。

そもそも最難関の受講資格は最難関校のA判定偏差値より低く設定されています。

夏まで最難関に在籍していても、9月以降に受講基準が上がった瞬間に脱落者が出るのです。

そして9月以降も志望校別のコースが受講できなくて志望校変更する人がけっこうな人数出てきます。

そういったふるい落としが行われる中で、7月までに資格が取れなかった人が逆転できる可能性は極めて低くなります。

可能性は0だとは言いません。

数%はそこから復活する人がいます。

人数で言うとクラスに1~2人くらいでしょうか。

実際のところ、上位クラスに在籍していたのに成績が取れなかった、前回までは取れていたというケースが多いです。

 

まだ、7月までに2回チャンスがありますから、取れていない人はそこにすべてを賭けるしかないと思います。

今年は学校の夏休みが短いですから、夏に取り返すというのは難しいのではないかと思います。

 

 

ギリギリ資格が取れたという人はまだ安心してはいけません。

今度は9月以降の志望コースの資格取得に向けて動き出さなければなりません。

教科別に言うならやはり算数がA判定偏差値を超えていないとこの先かなり苦戦します。

最悪足りなくても、国語がA判定を上回っていて、算数をカバーできているというなら志望校によっては可能性ありです。

ですが、それは算数をやらなくてもいいということではありません。

 

 

難関志望の6年生

 

偏差値50台後半の難関上位校を目指している人は最難関と同様にA判定偏差値をクリアすることを目標にするといいと思います。

最終的なライバルは最難関コースから難関に志望校を変更してくる人たちです。

この人たちが上位を独占します。

そこではじき出されないように力をつけておかなければなりません。

 

偏差値50前半の難関校を志望している場合は偏差値50以上をキープできるように心掛けるといいと思います。

最低限の宿題をしっかりこなしていれば9月以降の追い込みで合格圏内に滑り込めると思います。

 

偏差値50未満の学校を志望する人は偏差値50(平均)を目標に、毎日少しでも勉強する習慣を作るように心掛けるといいと思います。

宿題範囲を最低でも1回(算数は2回)やり切るように頑張りましょう。

 

 

5年生以下の場合

 

志望校が決まっている人は、志望校のA判定偏差値の2ポイントくらい上を目標として頑張るといいと思います。

今月と来月の結果を平均すれば現在の立ち位置がわかります。

 

これからの生活の中で、それをどうやって維持するのか、あるいは上げていくにはどうすればいいのかを考えなければなりません。

今回の結果をスタートラインと考えて、もう一度計画を立て直す必要があると思ったら素早く行動に移した方がいいと思います。

順調に来ている人はそのままでいいです。

休校期間中に頑張って成績を伸ばした人は、今後同じように時間を取れるわけではありませんから、すこしペース配分を考え直さなければならない状況だと思います。

 

まずは平常の授業の復習、テスト対策をきちんと継続しつつ、時間を見つけて公開テストに向けた復習に充てるという感じですね。

つまり、当たり前のことをしっかりやればいいということです。

 

 

【追記】

某H学園につきましては6月のクラス替えはないとの情報を頂きました。

成績資料の〆日に間に合わないからでしょう。

本来、毎月公開テストは第二日曜日で、復習テストも公開のあった週までがその月の成績表に入ります。

 

塾によって対応が異なりますので、そのあたりはご自身でご確認ください。

 

 

 

 

 

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