第4週:フランス語の"r"発音「便法」とスペイン語の「バカ」「アホ」(EURO24考No.32) | Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

・歴史旅行記や言葉(日本語・フランス語・ドイツ語など)へのこだわりや検定・歴史散策などの実践録を書き綴ろうと考えています!    
                      
<本記事を引用された場合、その旨を御連絡頂けると有り難いです。>

第3週:オック語(仏)・カタルーニャ語(西)を関西弁に例えている?(EURO24考No.31) に続くEURO24考です。

今回は第4週目(本放送:4/23-26)のEURO24についてです。

(1)今週の街歩きフレーズ「別れのあいさつをしよう」は、NHKホームページで!

冗長になりますので、http://www.nhk.or.jp/gogaku/euro24/phrase/index.html を御覧下さい。


(2)学習・文法フレーズです。

便宜上「学習・文法フレーズ」と言う用語を作ってしまいましたが、次の通りです:

・イタリア語(月) 学習フレーズ

 'Questo e` il laghtto dell'EUR. (これがエウルの湖です。)

「これ(あれ)が~です。」の練習。

"Questa e` una cartolina." (これは葉書です。)と言う様に、

女性名詞が続くとquastaになりますが、これもスムーズでしたね。

それから、「ら抜き言葉」が気になります。

目に余る様でしたら、ここでも述べさせて頂きますね。


・ドイツ語 (火) 文法フレーズ

 Das ist das Chilehaus. (あれがチリハウスです。)

 文法は、定冠詞ついて。

 ナビゲーターの勝村さん、名詞に男性・女性・中性の区別が有ると聞いて吃驚・・・というのはわざとらしいですね。

 名詞の性の他に「4つの格」に応じても変化しますので、確かに英語の"the"の様な手軽さ(?)では付けられません。

 

・フランス語(水) 「もう一言

 Je suis photographe. (私は写真家です。)

 いわゆる自己紹介。英語で言うbe動詞に相当するe^treの活用も。

(文中の青字の箇所です。不規則中の不規則なので、全く形が違いますよね。) 

それから、特記事項。

「フランス人らしい発音のコツ」として、

"Au revoir."(さようなら。)を、

「オーボワというイメージで。」というのがありました。

ハヒフヘホの「様な」イメージで

・・・これは、私が高校時代にフランス語を学び始めた際に気付いた事でも有りました。

「rの発音がどうも苦手」と仰る方は、試されてみても宜しいでしょう。

 

・スペイン語(木) 「もう一言フレーズ

 ¡Hasta luego! (またあとで!)

 普通に日本語の「さようなら」として使います。

なお、今回は各講座の最後の方で「早口言葉」のコーナーが。

視聴は、興味の有る方のみで結構でしょう。


(3)スペイン語では、こんな駄洒落暗記エピソードが。

日本人が「絶対に」覚えられる単語として、

ajo(アホ にんにく)

vaca(バカ 牝牛)・・・これは日本の発音と同じ。

森口さん曰く、「絶対に忘れられないですね。」

スペイン語の母音は日本語とほぼ同じ

vとbの区別も有りませんので、聞いていて日本語の様な感じもいたします。

これならば、駄洒落も有効かもしれませんね。

本ブログでも、『ブ・エ・ノ(スペイン語で「良い」)』とはどこ?(第2外国語への手引き・挿話) を逸話として挙げておりますので御参考に。


(4)来週は「再放送週」。

特別メニューを準備しております。 乞う、御期待!