「ほっとメッセージ」の連載も大詰め、

残りあと2回となった竹布開発者相田社長の

エッセー『河の流れのように』。

 

私も毎回、原稿があがってくるのが楽しみでした。

きっと、竹布ファン、相田さんファンのみなさんも

同じ気持ちだったことでしょうね。

あと、2回でおしまいなんて…ちょっと淋しいですよね。

 

竹布からTAKEFUへ。

一枚のガーゼを届けるために。

 

1999年から始まった竹布の開発の歴史の中で

プロ・アクティブは2004から2005年ごろ

相田社長と出会いました。

 

当時、相田社長は特許の裁判の真っ最中。

「儲けのための商売」を向こうに回し

「人が最も痛み苦しむその時」のために

竹の繊維は、世界に開かれていくべきだ・・・と。

 

頑張っておられた姿は、孤高の人のようでもありました。

 

裁判で勝訴されたとご報告いただいた時の

胸を張って空を見上げられていた姿を思い出します。

 

その視線の先には、世界中で竹のガーゼを

待っておられる痛み苦しんでいる人たちの姿が

見えていたに違いありません。

 

「人が最も痛み苦しむその時に

そっと傷に寄り添い、ただ快癒を祈る一枚のガーゼ」

 

私たちが、竹布にここまでほれ込んで

愛用してきたのは、もちろん竹布商品に

他にはない「やさしさ」を感じるからなのですが、

一方で、相田社長のガーゼに込めたその願いに共感し

その実現に向けて、一緒に歩いていきたい

少しでも協力したいと思ったからに他なりません。

 

竹布商品(今では素敵にTAKEFUと表記されますね!)

はすべて、形を変えた竹のガーゼ。

そのとおりなのです。

 

一途に歩んでこられた相田社長の道は

やがて、多くの人の共感、尽力を集め

「空飛ぶ竹ガーゼ社」という一般社団法人を

立ち上げられ、そのガーゼ社から

いま、ついに、念願の竹のガーゼ製品を

自力で製造、販売するところまでになられました。

 

先日、ガーゼ社のお披露目の会に

仲間と一緒に出席させていただきました。


その時のスタッフレポートはこちらにあります。



竹布を愛し、相田社長の想いを応援し

竹のガーゼを必要としている方に

届けたい・・・と無私の心で竹布を

応援されている方々とご一緒することができて・・・。

 

なんというのでしょうか。

 

2001年、最初の製品、ボディタオル誕生から

現在まで、たくさんの竹布製品が生まれています。

そして、製品に重ねて、相田社長のおひとりの祈りが

こうして、多くの方の共感をよび、大きな祈りの力に

なっているように感じるのです。

 

一滴の水が、川になり、やがて大河になって

海に注いでいくように

竹のこころは、時を超え、流れてきたように思います。

 

なんだか、すごいな・・・。

これはもしかしたら歴史的な瞬間に私たちは遭遇しているのでは?

とさえ思ってしまいます。

 

そんなタイミングなので、完全に鬼が笑ってしまいそうですが

来年早々に、相田社長をお招きして、ガーゼのお話し会を開くことにしました。

 

相田社長の悲願ともいえる竹の筒状ガーゼと

とてもとても要望の多かったガーゼ手袋。

その完成を記念して、のお話し会です。

アトピーやお肌のトラブルを抱えた人に、また、心も体も弱っちゃったなぁという方に、竹のガーゼは届くといいなぁって思っています。

 

2017年。

竹布は羽根が生えて、世界へ羽ばたこうとしています。

竹布の来た道、ゆく道を相田社長にお話しいただきましょう!

そして、私達が敬愛する相田社長の、あり方、生き方にも触れていただきたいなと思います。

何より、できたてほやほやのガーゼ製品に実際に触れて

いただく機会になれば、と思っています。

 

相田社長が考案されたという「竹のお茶」をいただきながら

ほっこり、じっくりと新春の午後を一緒に過ごしましょう。


どうぞ、来年の手帳に、すぐに予定を入れてしまってくださいね。

お申し込みをお待ちしています!

 

【相田社長の竹布のお話会

2017年1月28日(土)午後

吉祥寺プロ・アクティブ ショールームにて

詳しくは こちらで