若きエネルギーに溢れる、
20代後半の男性にコーチングセッションの
中でシェアさせて頂いた『働き方』。
『物理的報酬以外に、モチベーションを保つには?』
そんなテーマだったと思います。
様々な質問から、彼は気づきます。
「人が嫌がることを自分が出来た時、
オレ偉い!と気持ちが上がります!(`∀´)」
そして僕は続けます。
「いいね!僕もね、トイレ掃除だけはオレがやる!
って今でも言ってるんだよ。」
「だって、気持ちいいもんね~♪」
彼もノッてくる。
「そうなんすよ~、なんか誇らしいっていうか。」
「しかもみんなにも感謝されるし、先輩には褒められるし・・」
「そうそう、結局、自分が得る側になっちゃうんだよね~」
「仕事って、そういうふうに出来てると思うよ」
「誰も気づかないこと、嫌がることを、自分がやって差し上げる。」
「そこに価値があるから対価をいただける。」
「ですよね~ がんばります!」
「・・・でもね、ここまでは30代前半までの話。」
「えっ?」
「30代後半はね、それを誰かにやらせてあげる意識が必要なの」
「だって、人が嫌がることをやると、感謝されたり褒められるんでしょう?」
「気持ち良くって、やる気も出るんでしょう?」
「君がそれをやり続けるってことは、奪ってるよね?その機会を・・・」
「・・・ああ、そうっすね、たしかに。」
「だから30代後半はね、導いて、知らんぷりしてあげる。」
「それが仕事になっていく。」
「それには気づける以外に何が必要か分かる?」
「・・・・。」
「それはね、自分の感情コントロールだよ。」
「時々いない?部下が成果を上げると横取りする上司・・」
「あれはオレが指示をしてやらせてやったんだ。」
「あれはオレが気づいて教えてあげたんですよ。とか言う人」
「あ~居ますね、そういう人。」
「そういう人はね、まだ自分が承認されないことに
怖れているんだよね。」
「部下に負けた気持ちになるのかな・・・」
「立場を守るのに必死っていうか・・」
「だからね、導いて、知らんぷりして、称賛もされないけど
モチベーションは静かに維持できる自分をつくる必要があるの。」
「○○さんはまだ先の話ですけどね。」
「でもこれからの働き方のヒントになったでしょう??」
「はい!先の話っていうより、バイトさん達との関係に
すでに連動している気がします。(汗」
「そっか、じゃあ2015年はどんなことに意識を向ける?」
「・・・そうっすね、今のうちにもっと率先して気づいたり
動ける自分をつくります!」
「いいね!その為にはどんな意識が必要?」
「・・・もっとしっかり場や人を観察する。」
「OK!観察力ね。今月はそれをテーマでいきましょう!」
※90分の対話の中のほんの1部分の抜粋だということをご了承ください。^^;
by 弱虫コーチ
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