私達は学ばなければならない
すやすや(ぶはぶは)寝息をたててる
ぶちゃ可愛い顔(すみません。飼い主バカです)を見てると
こういう時間がいつまでも続きますように・・・と願ってしまう。
NYから日本への帰国準備が続いていた過去4か月。
忙しい毎日が続いて、つい自分の事にだけフォーカスしがちでした。
でも、忙しいと言いつつ、自分の毎日の生活は平穏に平和に過ぎていたし
身近な人も、物事も、ご近所もすべてが何事もなかったように動いていたし
東京に戻ってみても、2年半前と同じ日常が流れているようにしか
感じられなかった。
だから去年日本で起こった悪夢のような震災も原発事故も
全て夢だったんじゃないか…そんな錯覚に陥いりそうになる自分がいた。
でも、まだまだ辛い状況の中で苦労されている方がたくさんいる。
残された小さな命を繋ぎたいと頑張り続けている人達がたくさんいる。
その事をを忘れちゃいけないし、意識し続けなくちゃいけない。
そして時々でも、こうして書き続ける事。
なんの力がないちっぽけな私でも、そのくらいならできる。
久しぶりにのぞいた
希望の牧場~ふくしま~のブログを読んでいて改めてそう感じた。
そして、この記事の中のコメントのひとつに強く共感したので
転載させて頂きます。
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「原発のせいで」
津波の後、救助の手が及ばなかった人たちがいる
「原発のせいで」
人生をめちゃくちゃにされた人たちが居る
「原発のせいで」
と殺よりもはるかにむごい虐待を受けている
生きものたちがいる
私達は、学ばなければならない。
しかし、学ぼうともしない人たちが居る。
それは変えようの無い事実。
「原発は倫理的ではない」と位置付けた国があります。
それは、福島から学んだという事なのではないだろうか。
本日のツイートの中の吉沢氏の言葉
>こういう深い絶望の先に希望があるんだよ(笑)
吉沢氏の強さは私達の希望です。
力になりたい。
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この希望の牧場のブログ。
http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/
過去記事も併せて、ひとりでも多くの方に読んで頂いて
そして、何かを感じてほしいです。
感じることから始まる何かが、必ずあるはず。
にゃんずの帰国手続き(実際編)
今日は文章ばかり、しかも長文の備忘録です。
どうぞ、スルーしてくださいませ。
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今まで、簡単な流れはブログ記事にまとめてきました。
もう1度簡単に帰国が決まってからの流れをまとめます。(詳細は上記参照してください。)
1. 日本の動物検疫所に事前届出書を提出
↓
2. 受理書&受理番号を受け取る
↓
3. ①動物病院での出国前健康診断(日本入国日から10日前以降)
②提出書類の記入依頼&受取
↓
4. 日本の動物検疫所に入国書類にミスがないか、確認をとる
↓
5. アメリカの動物検疫所(NYの場合はJFK空港施設内に出向く)より
提出書類に公印&サインをもらう
↓
6. 出国手続き&入国検疫
↓
7. 終了!無事に入国
という事で、実際はどんなふうだったか。
1. 日本の動物検疫所に事前届出書を提出
2. 受理書&受理番号を受け取る
これは、ネット申請で簡単に終了。
記入に関しては、例えばアメリカで受けさせた予防接種(狂犬病や3種混合とか)の名前が
ネット入力の項目になくて検疫所、動物病院それぞれに確認する手間はあったけど
ややこしい事は特になし。
3. ①健康診断 : 項目はいたってシンプルなので問題なし
②獣医師に書類(FormC&アメリカで決められた様式の健康診断書)の記入依頼&受取
今回は、実はここで少しトラぶった。
健診に行く少し前『書類は当日その場で受け取れる』という事を病院に確認していたので
健診~出国までの予定はこんなふうにたてていた。
① 30日(日)に入国するので、その10日前以降、つまり21日(土)に健診&書類作成
② その夜に成田の検疫所に確認メール。返事は翌日22日(日)にもらう。
③ ②が、問題ない場合、23日(月)朝イチでJFKに出向く
※この③のJFKに出向くのを、私は引っ越し業者さんのペット出国手続きサービスを
利用。なので、朝イチで業者さんとは数週間前にアポ済み。
火曜日には終日予定が入っていたし、
水曜&木曜日で引っ越ししてホテルに移動というスケジュール上
結構ぎりぎりで身動きが取れない状況だったから、私の中では土曜日の書類受取はMUST。
にもかかわらず、病院側の事情で2日遅れの月曜日の
しかもお昼過ぎしにか受け取れない事になった。
(書類を受け取るまでの、この2日間の病院とのやりとり。
実は気分的に、結構しんどかった。なぜか?それは…省略。)
この状況・・・正直、困った。
だってね。
月曜日にアポ取ってる担当営業さんの連絡先は不明。
その会社は、週末はお休みでアナウンスが流れるだけ。
月曜に朝、いきなり「書類がありません。今日は無理です」っていうのは
やっぱりできない相談だよね、常識として。
それに、彼も予定ぎっしりで動いているだろうから
「じゃ、そういう事なので明日に変更して」とは言えないし。
もうひとつの困ったなぁと思った理由。
JFKの動物検疫所は、結構不便な場所にあるので車なしではいけない。
私は車もないし、それ以前にニューヨークでの免許もなし。
だから、個人的にはこのサービスを是が非でもお願いしないと困るわけで。
加えて心配だったのが、JFKの検疫所でサインをしてくれる獣医師問題。
このJFKの検疫所には2名の獣医師がいる。
で、そのうちの一人が「重箱の隅をつつくような」タイプらしく、
ちょっとでもミスがあると公印を押してくれないという話を
実際にトラぶったお友達から聞いていた。
だから、もし、重箱の隅をつっつかれて
『書き直し!それまで僕、サインしないもんね~』なんて言われたら、
また動物病院に戻って・・・云々って話になる。
とにかく。
病院側の予定(いつ、書類がもらえるのか。土曜日の時点で全然はっきりしなかった。)を
待ってたら、業者さんに大迷惑をかけてしま事から
あの手この手で、(くどいけど、週末で会社はお休み)なんとか営業の人と連絡を取って
無理をお願いして(安全策で)、火曜日に変更してもらった。
ここはアメリカ!!予定通りに物事はすすみません。
(相手を信頼していても、こういう事が起こるわけだしね。)
だから、スケジュールには余裕をもっておかないと
大変になる、結局苦労するのは自分・・・と、骨身に染みました。
4. 日本の動物検疫所に入国書類にミスがないか、確認する
これは、ネットで書類をスキャンして送れば
簡単に終了~♪と思っていたら・・・。
今回の手続きで、直接お話しした何人目かの検疫所の署員さんから
以前、ネットで申請していて、すでにOkをもらった書類に関して
「ここと、あそこと、そこも直して提出し直し」というメールが来た。
は??
あれだけ確認して、書き直したのに、またですか?
正直、ふざけんな~!!(怒)って感じ。
それで、もちろん国際電話。
私: 「以前、いろいろ確認した結果、これでOKと言われた内容です。」
「なぜ、訂正が必要なのか、理由を教えて頂けますか?」
検疫所: 「そうですか。間違いというわけではないんですけど。
とにかく、私の言った通りに訂正してください。」
「これで最終的には問題ありません。」
・・・口調はとても丁寧。
でもさ。正直、意味わからん。(-"-)
この頃。数日の諸々で、さすがに疲れてて
ちょっとキレっぽくなってた姉や。
でも、ここでお上に逆らってもロクな事にはならんだろーという
理性がかろうじて働き、大人しく引き下がる。
にゃんずの為だ。しゃーない。
と、思いつつ「口頭確認」だけじゃ怖いので
言われた内容をまとめて、メールで再々確認して、お返事をいただいた。
もちろん、先方からのメールはプリントアウト&帰国日に持参。
これで文句は言わせん!!ヽ(`Д´)ノ
5. アメリカの動物検疫所(NYの場合はJFK空港施設内に出向く)より
提出書類に公印&サインをもらう
これは、前にも書いた通り、ペリカンマークの引っ越し業者さんの
有料サービスをお願いした。
日時を確認&予約して、当日の朝イチで
書類を回収に来てくれました。
その日の11時半には公印&サインの入った書類を受け取りました。
※サービス内容が書かれたパンフレットには、受領後の書類はFedexで送付する、とあったけど
実際には書類を回収に来てくれた営業の方が届けてくれました。
ちなみに、自力で行く場合。
JFKの検疫所は結構わかりにくい場所にあって、しかも車じゃないと難しいらしい。
それと、オフィスの空いてる時間が午前中だけ、とか
その週によって窓口の空いてる時間の変更もあるみたいなので
必ず、確認してから行く方がいいみたいです。
6. 出国手続き&入国検疫
《出国》
前の記事でも書いた通り、帰国当日は2匹のキャリー&本人達の赤外線チェックがあります。
チェックインカウンターで手続き後、料金を支払ってから大型荷物を検査する場所に移動。
この時、ネコはいったんキャリーから出します。
この時に、暴れたて逃げられたら、捕まえられない可能性が高いと思われます。
という事で、我が家は首輪をつけて逃亡防止策を取りました。
(ハーネスOKなら、それでもいいと思います。)
それからもうひとつ。
キャリーの扉が誤って開かないように、検査終了後はWロックをした方がいいかもしれません。
(これは、空港のおっちゃんにアドバイスを受けました。)
ただ、この時、私たちは何も(その手のものを)持っていなかったので
航空会社にお願いして、キャリーを網でぐるぐる巻きにしてもらいました。
《入国》
手荷物の受取カウンターのところに、航空会社の係の人が連れてきてくれます。
自分たちの荷物も受け取った後、まずは動物検疫のカウンターへ。
ここで、書類確認&マイクロチップの番号確認をします。
さすが日本!と思ったのは
提出書類を2人がかりで各自2回ずつ、計4回確認してた事。
1字たりとも不備は見逃さないぞ!って感じ?
ちなみにニューヨーク入国時は、書類の確認は「さっ」と眺めた程度。
お国柄の違いをここでも感じました。
7. 終了!無事に入国
晴れて入国!
大荷物と2匹と一緒に、お願いしていた大型タクシーに乗り込み自宅に戻りました。
家に着いて、最初はちょっと興奮気味だった2匹だけど
すぐにご飯をがっつり食べて(なんせ、丸1日以上ご飯もお水もなしだった。)
あっという間に馴染んでくれて、めでたしめでたし。^^
という事で、にゃんずの日本入国までの道のりについては終わりです。
事細かに書きすぎた?とも思うけど
これから、海外から日本に
可愛い小さな家族を連れ帰る準備をしている方の参考になれば…と
そんな思いと、もちろん備忘録の意味も込めて書きました。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。m(_ _ )m
帰国1か月
あっという間に5月も終了。
帰国して、もう1か月。
早すぎ。
この5カ月、毎日・毎週・毎月。
気がつくと「え?終わり??」の日々が続いてきたけど
そろそろ、こういう感覚ともお別れしたいものです。
そんな姉やと裏腹に
にゃんずにとっては
どこに住もうと関係ないらしい。
特にソラ。
NYにいる時よりも寛いでる風に見えるのは気のせい?
今日のお昼。
15年来の友達&元同僚と2年ぶりに会ってきた。
一緒に働いてた頃によく行った目黒のカレー屋さんに
「わらじ」もとい「草履」を食べに行ってきた。
相変わらずのボリュームは企業努力を感じるね。
楽しい時間をありがとうさん♪
次回こそ?
ペットの日本入国手続き実地編…いきます。σ(^_^;)
にゃんず空を飛ぶ
出発4日前のお寛ぎ中ショット。
実は最後数日は引っ越し作業、お家の明け渡し、ホテル滞在などで
ヒト族はバタバタの状況になるなぁ、という予測の元に
2匹には2年半慣れ親しんで&お世話になってる
Manhattan Cat Specialists にご滞在いただいた。
こちらの病院では健診、ボーディング、健康相談、そして最後の出国の書類作成など
本当にお世話になりました。
Dr.Arnold Plotnick(最後まで発音できなかった先生の名字)、
ひろみさん、スタッフのみなさん。 2匹に代わりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました~!!
出発当日は、滞在していたホテルから大荷物抱えて(って、車に乗ってたけど)
まずはクリニックに向かい2匹をピックアップ。
そしてJFKに向かい、チェックインカウンターへ。
この日は飛行機に乗り込む時に入れる(姉や的には特大)キャリーも持参。
(下の写真の2匹が入っているのは、本来1匹用の一番小さなキャリー。)
カウンターで書類手続き、違う場所で料金支払い後
いったん大きな手荷物検査をする場所に2匹を連れて移動。
この時、大きな黒人のおっちゃんがカートを持ってきてくれて
2匹&キャリーを運んでくれた。
その最中、普段は泣かない2匹が[ぎゃんぎゃん」鳴き喚いてたんだけど
オッチャンも、歩きながら一緒に鳴きまねしてた。
それを聞いて、さらに声を上げるにゃんず。う~む。。。。
一番姉やが心配してた赤外線検査の場所では、予想外の出来事勃発。
大きなキャリーのチェックだけだと思っていたら
係り員に「2匹も出して」と言われる。
「え??なんで???」と聞くと「2匹の体も調べるから」って・・・。
何が入ってるかわからないから、との理由。
テロ対策とはいえ、そこまでするんか!アメリカよ。。
と思いつつ、従うしかない日本人2名。
ただ、意外だったのは2匹とも超大人しかったこと。
でも、それにあまんじてはならぬ!と姉やも相方も
しっかり首輪を握りしめていたけど。
・・・最近JFKで逃走しちゃったワンコのことが頭をよぎる。
見つかったのかなぁ。見つかりますように。
こうして、2匹は空を飛びました。
さよなら、マンハッタン。さよならニューヨーク。
またいつか会おうぜぃ
・・・いつも離陸を知らず眠りこける姉やですが
流石にラストフライトは起きてました。
そして離陸から14時間後に無事に成田到着。
このフライト、比較的穏やかで大きな揺れもなくて
ホントによかった。
2匹は荷物受取の場所に係の人が連れてきてくれた。
ちょっと涙がでそうだった。はは。。
ちなみに、この時の荷物はダンボール90cm四方3個、
ゴルフバック、スーツケース3個に特大キャリー入りの2匹、
空の小キャリー、他いくつか。というとんでもない量。
カートに積み上げた荷物のせいで視界不良状態。∑(-x-;)
そんな状況で2匹を連れて動物検疫カウンターへ。
JFKでは喚き散らしてて2匹。
なぜか成田では「んみゃ~ん」と、か細くなくだけ。
検疫所のお姉さんに「可愛いですね~、子猫みたい。」とお褒めにあずかる。
きっとJFK出る時は「もう、出国。関係ないぜ~!」と開き直り
成田では入国事情を察してか弱く見せたんだろー。
そして18時間の移動も無事に終えて帰宅した自宅。
さすがに当日だけは興奮してたけど、あっという間に順応した2匹。
その逞しさ&順応性には感心&感謝♪
ソラ、いくらなんでも・・・その恰好は。( ´艸`)
朝からお日様いっぱいのリビングで爆睡中のメイ。(≡^∇^≡)
いちばん楽しそうなのは、身近に鳥や犬やご近所にゃんこと遭遇できることかも。
前は12Fだったから、そういうのと無縁だったもんね。
えかったのぅ~
下の写真はカラス見学中のにゃんず。(R:ソラ、L:メイ)
という事で、2匹の具体的近況報告でした。
次は、実際の帰国時の手続き最終編。