
どうするジジイ?! 第2回
【どうしても読みたいという方は、以下の白紙ページを選択反転のこと】
22日(日)
眠れぬまま朝を迎え、依然として息苦しさは続くも、昨日よりは若干楽になる。ただ、怖くて錠剤の類いは飲めない。
昼近くになると、かなり落ち着いてくるが、唾を飲み込むと、喉から先の(下の)胸全体がズーンと押し込まれるように苦しくなる。
ネットであちこちを覗いてみると、激しい下痢 → 極度の脱水状態 → 心筋梗塞 といった嫌なシナリオに目が吸い寄せられたりするけれど、昨日からの状況を考えると、“錠剤ダルマ落とし” 説に傾きつつある。少しでも状態が悪化したら救急安心センター事業(♯7119)に電話することにして、もう1日様子を見ることにする。
少なくとも、下痢のほうは完全に治まってくれたのがせめてもの慰めか……。
23日(月)
午前中に地元の耳鼻咽喉科で事情を説明し、早速喉の奥を診てもらう。麻酔をかけ、鼻腔から細い胃カメラのようなものを挿入して調べた結果は……現状では、喉の部分に異物はいっさいなく、きれいなものだという。画像も見せてもらったけれど、そのとおり。担当の先生の結論は明快だった。「今の息苦しさの原因は喉から下の問題でしょう」 (@@;
厳に水分摂取を怠らぬよう申し渡された私は、薬局に寄って、処方されたうがい薬を受け取って帰宅した。
“錠剤ダルマ落とし” 説が没となった今、再び “心筋梗塞” の四文字が目の前にちらつき出す。
24日(火)
体調はほぼ通常モードに復活。唾を飲み込んでもとくに胸にズンとくることはなくなった。
2月1日(水)に例月の点滴前の血液検査があるので、その時主治医のセンセイに報告して診てもらおうか……。
25日(水)
いやいや、そんな悠長なことでいいのか? 水曜はそのセンセイの勤務日なので、内科の受付に電話をして、今日出向いて診察してもらったほうがいいか確認してもらう。伝言ゲームでの回答は「スケジュールどおり、2月1日に来ればよろしい。ただし、今日は地元の内科で診てもらってその指示に従うこと!」 (^^;
ところが、地元の内科は午前中で診察終了。明日木曜日は休業とのこと! 結局私は新宿まで出張ることになってしまったのだった。
※
病院に到着したのは昼過ぎ。肝心の主治医のセンセイは午前中のみの勤務なので会えず、別の先生に診てもらうことになった。
血液検査、心電図検査、レントゲン撮影の結果を見ながら、この先生がおっしゃるには、心臓には問題なさそうで、基礎疾患の悪化も認められないけれど、逆流性食道炎の疑いがあるとのこと。腹部に若干ハリが見られ、(最近ガスが増えていると話すと)「最後に検査してからかなりの期間が経過しているので胃カメラ検査をやりましょう」ということになってしまった。
これって、心筋梗塞と診断されるよりはマシな展開といえるのだろうか、それとも? う~ん……(^^;
《次回へ続く》