塀のなかの暮らしに備えて… | DVD放浪記

塀のなかの暮らしに備えて…

今日は神保町へ臨時出勤。お目当ては、アシモフの『夜来たる』『サリーはわが恋人』の2冊。Kindle本は既に持っているので、そこからは削除されているだろう解説の類いを念のため紙の書籍で確認したかったのだ。

 

 

 

 

残念ながら、『夜来たる』のほうは見つからなかったけれど、『サリーはわが恋人』はあった! さっそく巻末の山岸真の解説を店頭で確認するも、新情報は特になし。これでやっと心置きなく "「夜来たる」 重箱の隅" 編に突入することができる! あっ、立ち読みで済ませてしまったけれど、この店では別にペーパーバックを1冊買ったので許してほしい。(^^;

 

 

ただ、いったん収監されればこの先いつ娑婆に戻れるものか知れず、気になるものはスルーできない。気まぐれに覗いた店のワゴンで文庫4冊を拾う。

 

 

この角川文庫版の江藤潔訳『ファーニイ・ヒル』(100円)は吉田健一訳などとの比較のために購入(ということにしておこう)。

 

 

お次は、岩波文庫別冊4の『ギリシア ローマ古典文学案内』。上のリンク書影は新版だが、私が拾ったのは昭和38年刊行の第1刷(100円)。おそらくは朝日新聞の書評欄ページ関連かと思われる、随想コラム「エーレクトラ 極限の条件 高津春繁」の切りぬきが四つ折りにたたまれ、190-191ページの間に挟み込まれていた。ちょっと得した気分。 v(^^)

 

 

岩波文庫をもう1冊。ルイーゼ・カウツキー編の『ローザ・ルクセンブルクの手紙』(100円)。いまさらの本だが、長年の宿題は片付けておきたいものだ。

 

 

それを言うなら、坂村健『痛快! コンピュータ学』(200円)もかなりのいまさら本ではあるけれど、ま、いいじゃないですか。坂村健はきちんと追っておきたい人物のひとりです。

ちゃぶ台返し

 

 

そして、明倫館書店のワゴンでは何を血迷ったか、山下孝介訳編の『メンデリズムの基礎ーメンデルの〈植物雑種に関する実験〉ほかー』(500円)をお買い上げ! 

 

 

 

その勢いで、澤口書店では、谷川俊太郎が訳した英語原文つきの『かみさまへのてがみ』『かみさまへのてがみ もっと』(各200円)、そして意味不明な BovillEnglish Country Life 1780-1830 (500円)まで買ってしまった!

 

 

 

てがみシリーズの第3巻『かみさまへのあたらしいてがみ』が見当たらなかったのが残念無念。

 

 

 

この English Country Life 1780-1830 なんて、資料としての購入ながら、いったい読むヒマなんてあるんだろうか? というか、寿命のほうが……(^^;

 

 

そして、東京堂書店では、この夏に重版された岩波文庫の『対訳 ジョン・ダン詩集』(720円+税)を。詩心皆無の私がなにゆえにこんな代物に手を出したのか? 私にも謎です。ハイ! それにしても、今日の購入金額を合計するのが恐ろしい……(^^;