ソファーに寝転びながら、今日は撮り貯めていた音楽番組を見続けていた。

そのうち、忌野清志郎の追悼番組にたどり着き、彼にとって最後のテレビライブを見て釘付けになってしまった。正直、今までの忌野清志郎のイメージが転覆した。

50歳を超えてなお、このキラキラした情熱的な音楽を発する力は、なんだろうか。
力強く夢見続けるような姿勢は、どこからくるのだろうか。。。
この人は、もうこの世に居ないのか。そう思うと、胸が熱くなった。

雨上がりの夜空に/忌野清志郎


Imagine/忌野清志郎



今の音楽シーンに、これほど強烈にメッセージを叩きつけてくれるアーティストはいるだろうか。


俺は、自分の力不足で大切な人を泣かせるような目にあわせてしまったり、自分の許容範囲の小ささで困らせてしまったりしているような気がする。


いつか、彼のようにもっと純粋に正直に、自分の気持ちと向き合って誰かに何かを伝えられるのだろうか。強くなりたい。強くありたい。彼の最期の映像を見ながら、ずっとそんなことばかり考えて、訳も無く胸が痛む。