一昨日、いつかチャレンジしようと思っていた達成した目標を達成！
それは、自転車による立命館アジア太平洋大学（略称：APU）への到達。
これだけでは、この目標の大きさは、地元民以外には理解していただけないので、以下に補足説明を。
別府は海と山が共存する坂の町で、市を縦断すべく自転車で登坂するのは素人には至難の業であるし、まずもって普通の市民はそんなことにはチャレンジすらせず、大人しく手押しで行くか、バスで移動するのがセオリー。
そんな坂の町の住人達が、口をそろえて「あんなところまで登るの！？」と驚く山の中の山にそびえる大学。それがAPU。
学生の半分くらいが留学生で、日本よりも圧倒的に交通の便が悪いアフリカ大陸などの学生なども、バスに乗らないとシンドイというような立地にある、それがAPU。
チャリで富士山に登った弟に、登ったと伝えたところ、「それ結構頑張ったんじゃね？」と言われるくらい立地が悪い。それがAPU。
お分かり頂けるだろうか。まさに「山」なのですよ、結構強烈な勾配を湛える。
上ろうと思ったきっかけは、あくまで思いつき。
土曜日の若干疲れの残った体を、もう少しだけ追い込んでみてーなぁなど思っておりましたらば、ハッと閃き。
「そうだ、APUいこ。」
つーわけで、17:45に会社の同僚にその旨を宣言し出発。
上り坂のふもとにあるスーパーでドリンクを買い、坂道をひた登る。
途中、このシーズンなのにジャンバーを着込んだ謎の留学生（中東系）と思しき謎の徒歩オジさんが一人、同じ方向に山を登っていた。
ゼーハァゼーハァと喧しい呼吸音をさせて近づいていくと、オジさん振り返り様に「ぅお！兄ちゃん、元気いいなぁー！どこまでよ！！！？」と。
日本人の普通のオジさんだった。
いや、オジさんよ。こっから先は山しかねぇ。
あんたこそ自転車でビビられる距離を、徒歩でジャンバー着込んで、どこ行こうってんだい。。。
など突っ込みながら、言葉を出す余裕もなく、会釈だけして登っていく。
やたら長い直線の坂を上り、緩やかなカーブを曲がった時、既にオジさんの姿は見えず。一体何だったんだろう。。。
そこから、APUまでは車やバイク意外と遭遇することもなく、大自然の中を一人旅。オジさんと会ったあたり（全体の25%くらい登った辺り）には折り返したかったのに、友人が言っていた「苦しい時が上り坂」という名言と、今の自分と今までの自分を振り返りながら、坂に挑み続けた。
そのうち、アキレス腱やら膝関節に痛みを感じながらも初心者チャリマンは走り続け、ノンストップでAPUに到着。後で調べたが、ずっと坂道を5.5kmほど登ったらしい。ちなみに標高は338mだそうな。出発したスタート地点（会社）は、ほぼ標高0mであることを考えると、結構な急傾斜である。
ただ、チャリンコマンはココに大きな想定外。
APUまで行けばあるだろうと記憶していた市街へ降りる下り坂の道が見当たらない。
Uターンであのオジさんに会って「上りきれなくて下りてきたか？」とか言われようモンなら、シャクに触って夜も眠れん！と思い、
「もうちょい先に、看板が出て左折したら市街地方面に降りれたはず。。。」
免許取立ての頃、手に入れたスカイラインで爽快に走っていた遥か昔の記憶を辿り、APUを通過して更にひた登ること更に3km…。
目的地だったAPUを遥か眼下に見下ろす場所で、記憶の看板に到達。
もはや出発した会社などかすんで見えない。
『左折すれば、ようやく市街地方面の下り。。。』
人間は忘却の生き物とは誰かが言った名言である。
そう。上り坂だったのだ。
ああ。。。
上り坂。
ブツクサ言いながら、さらに登ること4km。。。
自衛隊の演習場を右手に見ながら、やたらと急勾配で道の荒い下り坂に突入。この最後の坂は、後で調べたところ、標高400～450mの辺りらしい。（等高線でみると。）
今まで登ってきた高さを、車と同じかそれ以上のスピードで駆け下りる。最初の信号に出会うまでに、下ること15分。
登ったり感満載で、ようやく達成した実感を得る。
ここまでで、坂を上りだして1時間15分。
（つーことは、1時間ずっと坂上りっぱなし。結構頑張ったな。週末の残業にしては。）
あとは、九州横断道路をまた車と同じスピードで駆け下り帰宅。
初めてのヒルクライムは、ミッション以上の成果を残して完了となったわけです。
あれから2日経過した今、強烈な筋肉痛に襲われるかと思いきや、ほぼ無痛の状態。
意外とタフな足になってきたらしい。
また気が向いたら違うコースでも週末巡ろうかな、と。
山のコースは売るほどあるし。
そうそう、順調に腿は太くなってきていて、先日お気に入りのセレクトショップのデニムLサイズを試着した時、細めだったとはいえ、腿が引っ掛かって購入を断念。少し緩めのカーゴパンツを買うことに。
良し悪しですな。
また気が向いたらチャリンコレポートも書いてみるとします。
では！
今回私の走ったコース
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=route&el=131/28/15.293&nl=33/19/45.467&scl=70000&env=0000&dist=0btS146xk23010btS328xk46770btL482xk52130btL665xko3670btL939xkq4350btF915xks2740btD177xkr0480bty065xkt8060bto573xkw3350btl834xkx6370bth818xkw1050btb064xkx1780bt4400xkv1860bsV737xku4200bsU368xku6500bsS725xkt8070bsO983xkt9600bsH954xks4280bsI137xkt9610bsL697xkv0330bsO618xky9400bsN431xkB6980bsK875xkC0810bsH589xkz5530bsF307xkx4850bsC569xkv2630bsy918xku1140bss072xkt9610bso969xkr1260bsk040xkp4410bsf567xkl4570bsa729xkj2350bsa090xkh2440bsc098xkd7960bse836xkc8000bsn873xkd0290bsy552xk95050bsA651xk65170bsy461xk31460bss984xk42180bsb824xk66710bs0506xk27630brU033xk23800brO921xjW0900brK540xk44490brI167xk33000brJ627xjW3200brI349xjJ5240brC507xjE3140brA225xjC2450brq550xjA6360bra120xju7360bra667xjq9820br8020xjl9240bra850xjg4070brf961xji3230brl894xji4760brn263xjg1000brm989xjb7320brv387xj59080brw391xj36090brA224xj12340brC780xiV8620brD510xiU1760brC689xiR1100brr005xiT0260brn537xiV0190bri516xiU0990brh238xiQ1910brj429xiP0420brh603xiM3590brm167xiM2830brp362xiK9030brq822xiI2970brx759xiD4690brB045xiE8490brH252xiB1700brO280xin5280brV400xio6770brX590xio2940bsj763xiC3950bso053xiG2270bsD570xiC5480btg080xit8870bth997xis3540btu137xi88870btx970xi75840btN396xi76600btO126xi20650btT603xi2141
それは、自転車による立命館アジア太平洋大学（略称：APU）への到達。
これだけでは、この目標の大きさは、地元民以外には理解していただけないので、以下に補足説明を。
別府は海と山が共存する坂の町で、市を縦断すべく自転車で登坂するのは素人には至難の業であるし、まずもって普通の市民はそんなことにはチャレンジすらせず、大人しく手押しで行くか、バスで移動するのがセオリー。
そんな坂の町の住人達が、口をそろえて「あんなところまで登るの！？」と驚く山の中の山にそびえる大学。それがAPU。
学生の半分くらいが留学生で、日本よりも圧倒的に交通の便が悪いアフリカ大陸などの学生なども、バスに乗らないとシンドイというような立地にある、それがAPU。
チャリで富士山に登った弟に、登ったと伝えたところ、「それ結構頑張ったんじゃね？」と言われるくらい立地が悪い。それがAPU。
お分かり頂けるだろうか。まさに「山」なのですよ、結構強烈な勾配を湛える。
上ろうと思ったきっかけは、あくまで思いつき。
土曜日の若干疲れの残った体を、もう少しだけ追い込んでみてーなぁなど思っておりましたらば、ハッと閃き。
「そうだ、APUいこ。」
つーわけで、17:45に会社の同僚にその旨を宣言し出発。
上り坂のふもとにあるスーパーでドリンクを買い、坂道をひた登る。
途中、このシーズンなのにジャンバーを着込んだ謎の留学生（中東系）と思しき謎の徒歩オジさんが一人、同じ方向に山を登っていた。
ゼーハァゼーハァと喧しい呼吸音をさせて近づいていくと、オジさん振り返り様に「ぅお！兄ちゃん、元気いいなぁー！どこまでよ！！！？」と。
日本人の普通のオジさんだった。
いや、オジさんよ。こっから先は山しかねぇ。
あんたこそ自転車でビビられる距離を、徒歩でジャンバー着込んで、どこ行こうってんだい。。。
など突っ込みながら、言葉を出す余裕もなく、会釈だけして登っていく。
やたら長い直線の坂を上り、緩やかなカーブを曲がった時、既にオジさんの姿は見えず。一体何だったんだろう。。。
そこから、APUまでは車やバイク意外と遭遇することもなく、大自然の中を一人旅。オジさんと会ったあたり（全体の25%くらい登った辺り）には折り返したかったのに、友人が言っていた「苦しい時が上り坂」という名言と、今の自分と今までの自分を振り返りながら、坂に挑み続けた。
そのうち、アキレス腱やら膝関節に痛みを感じながらも初心者チャリマンは走り続け、ノンストップでAPUに到着。後で調べたが、ずっと坂道を5.5kmほど登ったらしい。ちなみに標高は338mだそうな。出発したスタート地点（会社）は、ほぼ標高0mであることを考えると、結構な急傾斜である。
ただ、チャリンコマンはココに大きな想定外。
APUまで行けばあるだろうと記憶していた市街へ降りる下り坂の道が見当たらない。
Uターンであのオジさんに会って「上りきれなくて下りてきたか？」とか言われようモンなら、シャクに触って夜も眠れん！と思い、
「もうちょい先に、看板が出て左折したら市街地方面に降りれたはず。。。」
免許取立ての頃、手に入れたスカイラインで爽快に走っていた遥か昔の記憶を辿り、APUを通過して更にひた登ること更に3km…。
目的地だったAPUを遥か眼下に見下ろす場所で、記憶の看板に到達。
もはや出発した会社などかすんで見えない。
『左折すれば、ようやく市街地方面の下り。。。』
人間は忘却の生き物とは誰かが言った名言である。
そう。上り坂だったのだ。
ああ。。。
上り坂。
ブツクサ言いながら、さらに登ること4km。。。
自衛隊の演習場を右手に見ながら、やたらと急勾配で道の荒い下り坂に突入。この最後の坂は、後で調べたところ、標高400～450mの辺りらしい。（等高線でみると。）
今まで登ってきた高さを、車と同じかそれ以上のスピードで駆け下りる。最初の信号に出会うまでに、下ること15分。
登ったり感満載で、ようやく達成した実感を得る。
ここまでで、坂を上りだして1時間15分。
（つーことは、1時間ずっと坂上りっぱなし。結構頑張ったな。週末の残業にしては。）
あとは、九州横断道路をまた車と同じスピードで駆け下り帰宅。
初めてのヒルクライムは、ミッション以上の成果を残して完了となったわけです。
あれから2日経過した今、強烈な筋肉痛に襲われるかと思いきや、ほぼ無痛の状態。
意外とタフな足になってきたらしい。
また気が向いたら違うコースでも週末巡ろうかな、と。
山のコースは売るほどあるし。
そうそう、順調に腿は太くなってきていて、先日お気に入りのセレクトショップのデニムLサイズを試着した時、細めだったとはいえ、腿が引っ掛かって購入を断念。少し緩めのカーゴパンツを買うことに。
良し悪しですな。
また気が向いたらチャリンコレポートも書いてみるとします。
では！
今回私の走ったコース
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=route&el=131/28/15.293&nl=33/19/45.467&scl=70000&env=0000&dist=0btS146xk23010btS328xk46770btL482xk52130btL665xko3670btL939xkq4350btF915xks2740btD177xkr0480bty065xkt8060bto573xkw3350btl834xkx6370bth818xkw1050btb064xkx1780bt4400xkv1860bsV737xku4200bsU368xku6500bsS725xkt8070bsO983xkt9600bsH954xks4280bsI137xkt9610bsL697xkv0330bsO618xky9400bsN431xkB6980bsK875xkC0810bsH589xkz5530bsF307xkx4850bsC569xkv2630bsy918xku1140bss072xkt9610bso969xkr1260bsk040xkp4410bsf567xkl4570bsa729xkj2350bsa090xkh2440bsc098xkd7960bse836xkc8000bsn873xkd0290bsy552xk95050bsA651xk65170bsy461xk31460bss984xk42180bsb824xk66710bs0506xk27630brU033xk23800brO921xjW0900brK540xk44490brI167xk33000brJ627xjW3200brI349xjJ5240brC507xjE3140brA225xjC2450brq550xjA6360bra120xju7360bra667xjq9820br8020xjl9240bra850xjg4070brf961xji3230brl894xji4760brn263xjg1000brm989xjb7320brv387xj59080brw391xj36090brA224xj12340brC780xiV8620brD510xiU1760brC689xiR1100brr005xiT0260brn537xiV0190bri516xiU0990brh238xiQ1910brj429xiP0420brh603xiM3590brm167xiM2830brp362xiK9030brq822xiI2970brx759xiD4690brB045xiE8490brH252xiB1700brO280xin5280brV400xio6770brX590xio2940bsj763xiC3950bso053xiG2270bsD570xiC5480btg080xit8870bth997xis3540btu137xi88870btx970xi75840btN396xi76600btO126xi20650btT603xi2141