ベンチャーズファンのO野君
ロックにハマってるO平君
拓郎ファンでギター初心者の私
その三人が酒を酌み交わしながら
バンドをやろうぜって事に成ったけど
ギター弾きは揃ってはいるが
ドラムセットが無いって事で
演歌大好きのM田君を説得し
触れた事ないドラムセットを買わせ
リードO野君、ベースO平君に
ドラムはM田君、リズムは私で
バンド結成したのは1977年の春
目標としたの自分たちの演奏で
年末のダンスパーティー開催
演奏する曲は何にするかって事で
最初に選んだ曲はO野君が得意の
ベンチャーズの悲しき街角
しかし
ドラムを担当のM田君は
スティックさえ握った事ない素人
練習に付いてこれずに
バンド演奏に成らなかったので
仕方なくとった苦肉の策が
少しドラムを叩いたことがある
A藤先輩を口説き落として
練習を始めて年末までに
青春時代、メランコリー、星降る街角を
含めた4曲をレパートリーにして
大胆にもダンスパーティーを開催
それなりに成功しました。
このなんちゃってバンドは
翌年に私が転属したので
自然解散となりましたが
よい思い出となってます。
ただ一つ悔いが残ってるのは
M田君のドラムは上達せず
たんなるドラムセットの
寄贈者の立場にした事
そのM田君とは数十年後に
青森で再会しましたが
あの時の事については
触れる事はなかった。
忘れてしまったのかな?