今夜、日本競馬の歴史に新たなる1ページを!第92回凱旋門賞 | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

かつて日本生まれの競走馬が、何度も何度も挑み破れていった


凱旋門賞が今夜発走いたします!



1969年スピードシンボリがその扉を開き・・・。


1999年エルコンドルパサーがハナ差破れて2着・・・。


2006年日本近代競馬の結晶、ディープインパクトをもってして

も3着入線後、失格処分。


2010年必勝態勢で臨んだ、ナカヤマフェスタが直線交わされ2着

後にドバイワールドカップを制したヴィクトワールピサが7着。


2012年三冠馬オルフェーブルが直線で先頭に立ち残り100mで

内ラチにヨレてソレミアに交わされ悔しい2着。


2013年その悔しさをバネに再び挑戦するは・・・


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(2012年凱旋門賞)


オルフェーブル牡5歳

C.スミヨン騎手


去年の忘れ物を獲りに来た。そんな言葉がふさわしいか?

あの悔しい直線でのソラやヨレもあり、真っ直ぐ走っていれば

もしかしたら・・・。

少々気性に難のある馬も、前哨戦フォワ賞。

同じ競馬場、ロンシャン芝2400mを持ったままで完勝。

本番でも真っ直ぐに走ってくれさえすれば?

歴史の扉を開く1頭になるべくしてなる馬に!


日本での競馬でもわかるように、同じ事は2度しない。

そんな馬ですから。

今度こそは真っ直ぐ走って、先頭で走り抜ける姿が観られる筈だ

と信じていたい・・・。


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(ニエル賞を勝って本番へ、キズナ)


キズナ牡3歳

武豊騎手


今年の日本ダービーを制したキズナが、天才武豊騎手と共に。

父:ディープインパクトの果せなかった夢を掴みにやってきました。

ただ単に天才という名を付けている訳ではなく。彼もこのレースで

は何度も何度も跳ね返され。

1994年当時勝って当然と言われていたホワイトマズルで

まさかの6着。

2001年サガシティで善戦するも3着。

2006年ディープインパクトの3着入線後の失格。

2008年メイショウサムソンで挑み10着。

2010年ヴィクトワールピサでも7着。


その度に悔しい思いを一番している日本のトップジョッキーであり。

一番この凱旋門賞を研究し、何よりも手にしたい称号の一つ・・・。

父のリベンジというよりも、馬の為、己が為にも勝たねばならないと

思うところでしょう。


前哨戦ニエル賞では、出走予定の英ダービーを勝った

ルーラーオブザワールドを下し。

叩きの1戦としては最高の内容と結果で臨むだけに、勝って今までの

悔しさを晴らして貰いたいし。

日本生まれ、日本調教馬、日本人騎手による凱旋門賞を制する事は、

この先の日本競馬においては何よりもの栄誉になるに違いない。



しかし今年は、例年以上の激戦必死の超ハイレベルな凱旋門賞です。

ライバルを紹介し。

凱旋門賞の予想をしていきましょう!


※あくまでも出走予想の段階ですので。(ブログ作成時・・・)

枠順は確定しております。


第92回凱旋門賞の枠順はこちらをご参照ください。

http://www.jra2013arc.jp/syutsuba.html




ノヴェリスト(ドイツ)牡4歳


日本馬にとって目下最大の強敵!と、言って良いでしょう。

今年に入ってから。

バーデン大賞(独)、キンジョージ6世&クイーンエリザベスS(英)

サンクルー大賞(仏)、ジョッキークラブ大賞(伊)、(全てGⅠ)を勝ち

もっか一番勢いと油の載った状態。死角らしい死角もない。

今までで一番の強敵と思われる。

ですがしかし、急遽の出走取り消しとなり。強敵の一角が崩れた事で

オルフェーブルへの警戒も更に上がったとも言えるでしょうか・・・。


トレヴ(フランス)牝3歳


4戦4勝負け無しで、フランスオークス、ヴェルメイユ賞を勝ち。

鞍上には、帰って来たL.デットーリ騎手出走予定で、

日本でもお馴染みの彼が手綱を取るかと思いきや・・・。

負傷の為、元の主戦騎手R.ムーア騎手へ戻る

瞬発力勝負になった時には一番飛び出してくる可能性が高い馬で。

仏オークスをレコードで勝つ等充実の時。

日本馬が負ける時の想定として考えられるのは、牝馬に後ろから

差されるというシチュエーション。

そんな時にこういう馬が飛んでくる怖さを持っている。


ザフューグ(イギリス)牝4歳


今年のアイルランドチャンピオンS、ヨークシャーオークス(英)、

ナッソーS(英)を勝ち。連勝中。

回避という話もあるものの、トレヴ等もそうだが連勝中の牝馬の台頭は

実は相当驚異になる事もある。

馬場が渋ったら・・・というのもあるが、天気次第とも言える。


アンテロ(フランス)牡3歳


O,ペリエ騎手騎乗予定の今年のフランスダービーを制している。

ジャックルマロワ賞や、仏2000ギニー等を使っているところをみると

ややマイラー(1600m)な馬の感じもするが。

エルコンドルパサーも同じ様に、一見マイラーに見えても2400mは

こなせる馬は幾らでもいる。

日本とフランス競馬を知っている、O.ペリエ騎手は何よりも怖い!

日本馬が前に出るタイミングを見計らって、あえて目標を前へ立てた

上で自分の馬の追い出しを我慢してまで遅らせ。

日本馬を狙い撃ちしてまで追撃し、長くいい脚を使ってゴール前で

急襲してくる事が一番予想される。

馬の強さもさることながら、騎手の戦略でもって攻めてくる。

馬よりも騎手の方が怖い存在、現役4勝のこのレースはお手のもの

か?


ルーラーオブザワールド(アイルランド)牡3歳


今年のイギリスダービーを制した馬。

既にキズナがニエル賞で当たっており、日本VSイギリスの同期

ダービー馬対決が実現した訳だが。

ニエル賞を勝ってからの出走判断という事もあり、現在のところ出走

には微妙な判断のしどころ。ではあるが、やはり欧州ホースマンに

とって。3歳の内に、イギリスダービー、凱旋門賞、

キングジョージ三世&クイーンエリザベスと行きたかっただろう。

しかし、満を持して出走へ舵を切ってきました!

やはりこの馬も凱旋門賞の称号を狙う、大きなライバルである事に

かわりありません。

既に1冠は他の馬に獲られ。夢破れたものの、日本、イギリス、

フランス、アイルランド、ドイツという2013年度5カ国の現役ダービー

馬の対決が凱旋門賞で激突します!


もちろん、紹介しきれないほど。

今回の凱旋門賞には出走予定がありますが、正直どの馬が勝っても

何ら不思議ではない状況で。

去年よりもさらにレベルアップした凱旋門賞になりそうですが。


私!今回、凱旋門賞をいつもの。


第92回凱旋門賞=>これでダメならごめんなさい


をここで予想したいと思います。



◎  8枠  6番

オルフェーブル   2着


○  6枠  15番

ルーラーオブザワールド   7着


▲  11枠  14番

キズナ   4着


△  15枠  18番

トレヴ   1着


×  9枠  17番

アンテロ   3着



にしました。


なお、日本の枠番方式とは違い。

今回1頭回避で17頭立てのレースですが。

枠番がゲート番号で、内から1~17番へと流れ。

馬番は馬番でバラバラ、馬の固体番号と思うといいでしょう。

日本の2頭は、真ん中~やや外のゲートから出走します。


果して、日本競馬の新たなる歴史はどう塗り変わるのか?

皆さんで日本の2頭へパワーを届けましょう!



今夜23時~23時45分フジテレビで凱旋門賞を生中継されます。

「凱旋門賞中継2013~日本の期待を背負って~」(仮)

是非とも!魂をロンシャンへ飛ばしましょう!


他には


BS234グリーンチャンネル

「2013凱旋門賞生中継」

22:30~24:00 生中継(有料)


ラジオ


MBSラジオ

ラジオNIKKEI第1

ラジコを利用すると、パソコン、iphone、スマートフォンでも

視聴できるそうです。



JRA凱旋門賞特集ページ

http://www.jra2013arc.jp/



第92回凱旋門賞全着順はこちらです。


1着 トレヴ(牝3) T.ジャルネ/2.32.04
2着 オルフェーヴル(牡5) C.スミヨン/5馬身
3着 アンテロ(牡3) O.ペリエ/クビ
4着 キズナ(牡3) 武豊/2馬身
5着 ペンライパビリオン(牡3) M.バルザローナ/2馬身
6着 アルカジーム(牡5) J.ドイル/2馬身
7着 ルーラーオブザワールド(牡3) R.ムーア/短頭
8着 フリントシャー(牡3) M.ギュイヨン/3/4馬身
9着 ゴーイングサムウェア(牡4) G.ブノワ/ハナ
10着 ミアンドル(牡5) U.リスポリ/短クビ
11着 サハワール(牡3) T.テュリエ/クビ
12着 リーディングライト(牡3) G.モッセ/ハナ
13着 ジョシュアツリー(牡6) R.ヒューズ/2馬身
14着 オコヴァンゴ(牡3) S.パスキエ/3/4馬身
15着 ピリカ(牝5) P.ブド/短首
16着 ベリーナイスネーム(牡4) P.コンヴェルティーノ/2馬身
17着 ハヤランダ(牝5) F.ブロンデル/3馬身