先日、久しぶりに演技のレッスンへ行くと、先生が一篇の詩を用意してくださっていました。
私の雰囲気に合っているからと。
それが、このジャズの「Autumn In New York / ニューヨークの秋」の歌詞(村上春樹さん訳)でした
録音のデータを頂いたので、自分で撮った写真を付けて動画にしてアップしてみました。
詩の朗読は初めてだったのですが、楽しかった
最近ラジオに出演された方のお話を聞いたことも思い出し、ナレーションなどの声のお仕事もしてみたいなと思いました。
ずいぶん前にラジオに出演した時は、緊張で全然話せなくて「ラジオで声を発さなかったら、いないのと同じだ💦」と反省したので、今度は楽しく受け答えできるようになりたいなと思いました。
気になる点は多々ありますが、初めての詩の朗読を聞いて頂けたらうれしいです。
“そそる”を噛みまくるの沼にハマってしまい、その箇所がくると笑ってしまいますが😂
Bluetoothでお部屋や車のスピーカーから聞くと、本当にラジオ出演したような気持ちになってわくわくしました
動画の写真は、友達とニューヨークへ旅行に行った時の写真です🗽
クリスマスシーズンに行ったので、紅葉は日本の景色です🍂
ニューヨークは美しくて刺激的で、一度住んでみたいなと思ったほどに大好きな街です。
「ニューヨークの秋」 村上春樹訳
そして今、私は孤独な休暇を終え
田舎にそそくさと別れを告げようとしている。
そしてこの暗く曇った陰鬱な日に
マンハッタンのホテルに居を移そうとしている。
バラ色の家具は処分して
新たな冒険と戦いに乗りだし
そこからもたらされるものを見届けようとしている。
そして二十七階のフロアから静かに見下ろすのだ。
私が憎みつつも憧れつづけるこの街を。
ニューヨークの秋は
なぜこのように人の心をそそるのだろう。
ニューヨークの秋は
初めての夜の心の震えを運んでくる。
あでやかな人々、光り輝く雲、
そんな鋼鉄の渓谷に私は
自分の居場所を見いだすのだ。
新たな恋の予感をもたらすのも
ニューヨークの秋だ。
ときおりこころの痛みを忍び込ませるのも
ニューヨークの秋だ。
あてなく夢見る者たちはただ
その蠱惑の光景にため息をつく。
それがニューヨークの秋。
私はまたそこに戻ってきた。
宵闇を愛でる恋人たちは
セントラル・パークのベンチに寄り添う。
それがニューヨークの秋。
私はまたそこに戻ってきた。
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