自分をぞんざいにした結果受け取ったもの | Salon.de.Yからの贈りもの〜大事な事は全てお姫様達が教えてくれた。毎日を豊かに生きるコツ

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元ワイン講師であり歴史家。テーブルデコレーションを習いに行った筈が、フランス貴族に伝わる伝統の作法を習う事になったのを機に、お姫様目線で歴史を考察し、現代女性の生きるヒントを綴ったブログ。また宝石や精神性を高め人生の波に乗る生き方を提唱しています。

先日、こんな事がありました。

クリーニングから戻ってきた後ろチャックのブラウスを着ようとしたところ、ファスナーが上まで上がり切っていて、ビクともしません。

この日はセミナーもあり、気候など諸々の事を考えて予め服を決めていたのに…。
しかも、お気に入りの服です。

朝ですから時間も無いし…。

実は、春先にも別のワンピースのファスナーが上まで上がり切ってしまいビクともしなくなった事がありました。

しかし、このファスナー事件には更に前例がありまして…

以前、別のクリーニング店でも、このブラウスのファスナーが動かなくなる迄上にあげられた事があり、服のお直しに出してファスナーを替えて貰ったところファスナー替えで¥3,000程かかった事がありました。
※因みにそのクリーニング屋さんは閉店してしまいました。

クリーニング代より全然高くついた事があった為、春先にワンピースのファスナーが動かなくなった時には、工場の男性の力なら直るかと思い「お金がかかっても良いので工場でファスナーを動かして頂けますか?」か聞いてみたところ、何とか元通りになったのですが「ファスナーが劣化していたから」と言われてしまったんです。

内心「劣化していたかも知れないけど、どう見ても上にあげ過ぎだったよなぁ」と思ったのですが、加えて「次回から、これ以上上にファスナーを上げない様糸で印をつけて出してくれれば、その様にする」と言われ、ちょっと面倒だなぁと感じつつ、偶々起きた事だろうとタカをくくっていたんです。

今回痛い目にあったその服は、昨年の夏の終わりにクリーニングに出し、今シーズン初めて下ろす服。
指示をされる以前に出したものだけに、糸印のつけようがありません。

着替えながら、駅に向かいながら、「またクリーニング屋さんに行かなくちゃいけないの?! 忙しいのに、なってこった!」と何度も。

ネチッこいんです、私。
※因みに、電車の中でも、イライラが無くなるまで統合(ネガティブな感情をニュートラルに戻す事)をしましたよ。

なんで、1年以内に2回(別のクリーニング屋さんの件も入れれば3回です)もこんな目に合わなきゃならないのよ!!

私は長く着たい服やちょっと質の良い服は、白洋舎さんに取りに来て頂いているのですが、白洋舎さんは補修をして下さったりして丁寧に仕上げて下さいます。

確かに値段が違うと言うとそれ迄ですが…その時、自分の服がクリーニング工場でどの様に扱われたのかがパッと浮かんだんです。

沢山の服が運ばれ機械的にファスナーをキュっと上げてしまったんだろうなぁ…その時ファスナーを上げた人の指の感触まで伝わって来たんです。

安いクリーニング屋さんと、ちょっと良いクリーニング屋さんでは、こうも違うんだなぁ。

仕方がないとは言え「洋服さん,ぞんざいに扱われちゃったね」と思ったところ、ふとこんな事を思ったんです。

私、自分自身をぞんざいに扱っていなかった?って。

例えば、日焼け止め塗らずに庭の草むしりをしたり、面倒だからと運動をサボり続けたり、言っても仕方がないと我慢したり、思考が食べたいからと身体の声を無視して甘い物を食べる事etc

言い訳を考えれば幾らでも正当化は出来ますが、自分=魂の入れ物と捉えた時、魂の入れ物の事をどうでも良く扱ってたよね?と。

いや、身体だけではなく心の声にも蓋をしているよね?私。

全ては自分と繋がっています。

適当に扱えば巡り巡って適当に扱われると言う現実が結晶化しますのよ〜。
これが、「放ったものが受け取るもの」と言う事なんですね。

原因を外に向けていると気付きませんが、全て自分から始まっていると考えると内側が整っていなければ、いくら外を整えようとしても上手くいかないんです。

あぁ、そう言うことかぁ…まさかこんな形で気付かされるとは。トホホな気分です。

襟元を正し、丁寧に行う事はそれだけ雑音が入らない、ある意味豊かな時間の使い方。
せっかちな私にはちょっと御灸を据えられた体験でした。

あっ、因みにファスナーですが、ファスナーが下りている時空を選択し、「もしダメだったら…」と抵抗波動を外したところ、あれだけ下りなかったファスナーは問題なく下りましたよ。
朝、苦戦した部分は白く残りましたが(1~2mn程)…次から、ファスナーものは別のお店に出そう。