「折角ならドーハにも泊まって、街をゆっくり歩いてみたい」


久し振りに、総理大臣からお声が掛かりました。


バンコクやシンガポールならともかく、“世界で一番つまらない街”と言われるカタールのドーハ。

改めて旅行に行く所ではないかもしれませんし、そもそも中東アジアには私も行った事がありません。


中東アジア。


イラン、イラク、イスラエル、アフガニスタン・・・。

なんだか、戦争の話題ばかり耳にする国々です。


手早く通り過ぎたいところですが、総理のお告げです。

この人は、治安の悪いナイロビ市内でも戦争山盛りの中東アジアでも、お構いなしなんです。


ドーハかぁ・・・。


アラビアンナイトが笛を吹いたら、壺からコブラがピュルル~ッ。


待てよ、面白い。 これなら経由地のドーハで1泊して、探検してみる価値はあるかもしれません。


何が基準なのか分かりませんが、新婚旅行先にケニアを選ぶような変わり者のふたり。

異次元の世界に興味があるだけなのです。


しかし、これにより私の調査対象地域は、ドーハ観光にまで広がったのです。


ケニア以上に情報が少ないカタールのドーハ。


“つまらない街”の割りに、どこのホテルの宿泊費も非常に高い。 こんなところまでドバイのソックリさん。 

散策コース、ホテルの程度、宿泊費の最大公約数、「ワルキューレホテル」の予約を取りました。


しかし、国内のホテルならともかく、見も知らずのカタールのホテルの宿泊予約を、やっとの思いで見付けた、英語ばかりのサイトで予約をとるのです。 料金は即、カードで振込み。 


本当に大丈夫なんですかね?


行ってみたら、「オー、ヨヤクナイデース。 ソーリーアラビアーン」などと言われて、公園で野宿。

野良コブラに噛まれるような事になるかもしれません。


念の為に、キンカンを持って行っときましょう。


さて、あとは国内。 こちらは気楽なものです。

関西国際空港で出入国するのですから、自宅から関空までの手段を決めれば良いだけです。


広島ー梅田間の高速バス、及び関空近くのホテルの予約を取りました。


おや? 関空でホテルの予約が必要なのでしょうか。 


出発便は深夜発です。 一方、到着便はお昼過ぎですが、どちらも広島なら当日移動が充分可能なので、わざわざ関空に宿泊する必要はないはずです。


更にミステリーが。 


帰りの高速バスは一人分。 私のチケットだけです。


お盆シーズンだからといって、予約が取れなかった訳ではありません。

いえいえ、関空離婚を覚悟しての手配ではありません。 いくらなんでもネガティブ過ぎます。


実は新婚旅行後、妻は私と一緒に、私達の新居には帰らないのです。


30年もの住宅ローンを組んで購入したばかりの新築マンションに帰るのは、私ひとりだけ。

大量のお土産物に囲まれて、カップラーメンをすする新郎ポツリ。


そのころ新婦は、ドイツです。  (続く)


with 愛妻!

ゲームセンターで無邪気に遊ぶカタール人。 しかし、普段は笑顔が余り見られない。


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