(株)プライムデンタルの広報運動家、

こばやし たけのりです。

 

 

昨日、

CTI JAPANの新春企画である

『Co-Active Work Place

~よりよい職場づくり~★拡大イベント★』

に社長と共に参加してきました。

 

 

その場には

20名近くの参加者が集まっていたのですが、

 

その多くが、

日本のそうそうたる大手企業の

人事職の方、或いは人財育成に

携わっている方たちで、

 

皆一様に「自社の職場をよくしていきたい」

という思いを持って参加されていました。

 

 

 

その場は、保険会社の支社長という立場で

組織づくりに奮闘されている

ゲストスピーカーの方の経験談を中心に、

 

その場をリードするファカルティ2名が

進行役を担いながら展開していく

全員参加型の対話し合う場でした。

 

 

参加者の中には、

CPCC(米国CTI認定CPCC)の取得者

※CPCC=Certified Professional Co-Active Coachnの略

であるコーチングのプロも多数おり、

 

実際にそのスキルを活かしながら、

組織のメンバーと対話している様子が

対話の中からも読み取ることができました。

 

 

その場の中で、

印象深かったことの一つに、

 

会社全体の決裁者(社長や役員など)

の存在がブレーキになっていて

 

なかなか組織を醸成しきれないという点がありました。

 

 

最前線で組織と関わっている担当者たちは

組織が上手く動くように日々奮闘しています。

 

しかし、大企業になればなるほど

その様子は上層部の目には

なかなか届いていかないようで、

 

特に会社の利益を伸ばすことへ

コミットする社長や役員であれば、

 

人の育成が利益に繋がるのか?

 

という視点が当然のようにあるようで、

 

人の成長や組織醸成をしていくことはもちろんのこと、

それらを会社の業績とどう結びつけて、

 

社長や役員に理解を得ていくか?

 

という点も大きな壁になっているようにも

感じました。

 

 

 

 

 

 

そういう意味では、

個人や組織との関係性づくりも

大事ではありますが、

 

社長や役員などの決済権のある人物と

どのように理解し合いながら

会社として組織づくりをしていくのか?

という目線合わせも非常に重要な事だと

思いました。

 

言うは易し行うは難し

ではありますが、

 

もはや今回の

『~よりよい職場づくり~』

のテーマに対して、

 

コーチングのスキルだけでは

どうにもこうにもいかない課題が

潜在しているように感じたのでした。

 

 

組織を変化させていく上で

大きな組織になればなるほど

多くの人たちの理解と協力が必要になります。

 

 

それを進めていく上では、

プロコーチとしてのスキルも

当然重要ではありますが、

 

双方の在り方、

さらには組織全体の在り方そのものが

どのようになっていきたいのか?

 

いわゆる社風と言われるようなもの。

 

これを握っていくことができなければ

個人で止まってしまうのだろうなぁ・・・と。

 

 

まずは組織に対しての

想いや願い、期待などをオープンに伝えていく

それをしていく中での

 

自分自身が無意識にはなっている

インパクトも自身で知っておく・・・

 

こういたことの積み重ねと掛け合いが

点と点が線になっていく

プロセスなのではないか?

 

と自分なりに行きついたところでした。

 

 

この手の世界に正解はありません。

 

自分なりの在り方をいかに

見出していくか?

 

そして、さらにいうと

コーチと決裁権のある経営者との

組織に対する共通の想いや意図

握りあえた時、

 

その素晴らしい世界は

広がり始めていくのだと私は

信じているのです。