講師
古川心先生(立命館大学 心理・教育相談センター、臨床心理士)
内容・感想
PCIT(Parent-Child Interaction Therapy : 親子相互交流法)とは、親子の相互交流を深めその質を高めることにより、親子関係を回復に向かうよう働きかける行動学に基づいた心理療法です。
PCITはCDI(Child Directed Interaction : 子ども指向相互交流)とPDI(Parent Directed Interaction : 親指向相互交流)で構成されています。
CDIでは子どものリードで遊びを展開します。子どもからの関わりを増やし、要求に答えることで親子の関係性を強化します。
大人から「~したら?」、「~しようか」、「~じゃないの?」と誘導していることはありませんか?
完全に子どもが主体となり遊び展開することは大人が意識して取り組まないとなかなか難しいです。
子ども主体の遊びの中で、子どもの行動を具体的に誉め、子どもの真似をし、楽しむことが重要であり、1日5分でもこの時間をつくることで良い親子関係の構築を促すことができるそうです。私たちも意識してこの時間をつくりたいものです。
PDIでは親のリードで遊びを展開し、効果的なしつけの方法を親へ教えます。
この時、指導者は親子の行動観察を行い、無線のイヤホンに向かって親へ指示を出します。このようにその場で効果的な方法を伝え、親は適切な方法を知ることができます。
このPCITの理論背景や方法、子どもへの避けるべき関わり方、増やしたい関わり方、
不適切な対応、好ましい行動を増やすための行動、良い指示の出し方についても説明いただきました。
古川先生からは良い親子関係を築くための具体的な関わり方やアイデアをお聞きすることができました。
支援者と子どもの関係性の強化につながることはセラピーにも取り入れていきたいですね。
(上記の内容は、古川先生の講演を受講しプリエールスタッフがまとめたものです)
岩崎なのは

