フォトグラファーの早坂華乃です^^
かわいい吹き出し投稿できるようになったので、
今日はちょっと会話形式でお届けします~!
わたしは、フォトグラファー養成講座を開講しているため、
「フォトグラファーになりたいのですが」という質問やお悩みの連絡をよく頂きます。
今回は、そんな質問に対して私が普段お応えしていることを
会話形式でお届けしますね!
ご質問ありがとうございます。
フォトグラファーは特に国家資格があるものでもないので
いつでも「フォトグラファーやります!」と宣言したら、誰でもなることができます。
でも、フォトグラファーとしてきちんとお金をもらっていくにはある一定水準のレベルが必要だと思います。
また、どんな撮影をするフォトグラファーなりたいのかによって、「水準」は変わってきますよね。
こどもと家族をロケーションメインで撮っていきたいんです。
室内で撮る機会もあるとは思いますが・・・。
ロケは自分の子どもとかの撮影で慣れてはいますが、ストロボが苦手なんです・・・。
一応買ってはみたものの、使いこなせてなくて・・・。
ストロボって使えないとプロにはなれないんですか?
ロケーションメインで撮影していくなら、
いわゆるストロボライティングのようなライトをセットしたり、
いわゆる物撮りの専門技術などは必要ないですね。
お客様が求めているものをきちんと撮れれば、お仕事としては成立します。
ただロケだからストロボ使わなくてよい、
逆に室内だから、ストロボはつかなくてはだめ、
なわけではなく、
クリップオンストロボの基本は理解しており、
室内でもロケでもちゃんと使えることは必要だと思います。
なのでモノブロックまでは必要なさそうですが、
クリップオンはきちんと使えるのが望ましいです。
クリップオンストロボは本を読んだり
単発講座に出たことがあるのですが、
なんとなくしか使えなくて・・・。
室内はとりあえず天バン・・・ロケは・・使っても
効果があるのかないのか・・いまいちでした。
ストロバはわたしも理解して使えるようになるまで、実は結構苦労しました。
でも、ストロボって難しそうだけど
きちんと基本と理論が分かると、そんなに難しくないんですよ。
基本と理論が分かってなくて使っているからややこしいんです。
更に言うと、マニュアルモードがきちんと理解できてないと
ストロボはなかなか理解できません。
まずマニュアルモードの3つの数字、ISO,SS、F値のそれぞれの機能と関係性をきちんと把握・理解するところから始めてみましょう。
技術的にはそうなりますが、
(撮影内容にもよりますが)
大事なのはプロとして食べていく!と覚悟していくことです。
そして、自分がなぜ写真の仕事を選んだのか?
なんで写真でなければならないのか、
そこをきちんと明確にしておくこと。
スタジオ勤務などでは、いいかもしれませんが、
もし個人で起業してやっていくとなるとそんなに甘いものではありません。
写真の技術を磨きながら、集客するための日々の努力が必要になってきます。そこにも当然ノウハウとコツがあるのですが、軸がぶれていると、うわべだけのノウハウだけでは長続きできません。
ノウハウも大事ですが、マインドはもっと大事です。
私の中で、フォトグラファーの仕事を図式化すると
使命・志が土台にきちんとあって、
そこにぶれないマインドがあり、技術があって、
そこに集客ノウハウがあるイメージです。
また、
ビジネスとしてやっていくには、
「こういうのが撮りたい!」という独りよがりな視点だけではなく、(それももちろん大事です)
それが世の中にニーズがあるのか、需要があるのか、
そこがマッチしなければ、マネタイズはできません。
宣言したら誰でもフォトグラファーになれますが、
そこからお客様に
「あなたに撮ってもらいたい」と言われて
選ばれ続けていくのは、やはり覚悟が必要です。
でも安心してください^^
養成卒業生たくさんいますが、
プロとして仕事をしていきたいとデビューしたメンバーは
ちゃんと地道な日々の努力をして、
固定のリピートさんがついて、ペースや規模の差はあれど
フォトグラファーとしてお仕事ができています。
ちなみに機材やレンズは、高価なものがたくさんありますし、どれも欲しくなるのですが、ちゃんと自分が撮りたいものを見極めて、落ち着いて買い足していくのをおすすめします。
わたしはだいぶ勢いで買って無駄にしたものも多いので、
生徒さんにはなるべく必要なものを無理なくそろえてもらえるようアドバイスしています。