NY金⑧
1304.7ドル▼1.8ドル

NY金は小幅安。

強気の米経済指標を受け、6月の米利上げの可能性がより有力になったこともあり、金は軟調を強いられた。

ただ、トランプ大統領が鉄鋼とアルミの輸入制限から一時除外していたEUやカナダ、メキシコに対して6月から適用するとの声明を発表。

これを受けて、貿易戦争に対する懸念から金が買い進まれ、1310ドルを上抜ける場面も見られたが、イタリアでの連立政権樹立の動きが上値を押さえる形となった。

NY原油⑦
67.04ドル▼1.17ドル

NY原油は急反落。

注目されたEIA週報では、原油在庫がAPIとは対照的に362万バレルの大幅減少に。

この発表を受けて、一時68.17ドルまで買い進まれたが、瞬間的な上昇にとどまると、その後は大きく売り込まれ、66.56ドルの安値を示現した。

原油在庫の大幅減少要因として、製油所稼働率が予想以上に向上したこと、輸入が減少した事が指摘され、一方で原油生産がさらに膨らんでおり、一時的な原油在庫の減少と評価された模様。

このWTIの急落を受けて、NY石油製品も大きく売りなおされた。

by ジョージ地球
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※個人の相場観です。売買は必ず御自身の判断で行ってください