◆ 食べ物の好み
これは留学生を長年見てこられた事務局の方からのお話ですが
日本に来る留学生には 「シーフードが一切食べられません 」 という方が少なくないのだそう。
それでも帰国の頃には日本のお魚料理が大好きになって帰られる方が多いんですょ、と。
実は今うちに居る留学生も、履歴書によるとシーフード一切ダメな子でした。
でも事務局の方のおことばを信じて受け入れてみると・・・
一か月もしないうちに、お刺身、お寿司、煮魚、焼き魚、なんでもござれ、と。
本人も、どうしてシーフードが嫌いだったのか、わからないって。
鮮度が違うのか、調理法が違うのか、とにかく私たちと同じものを食べられるようになりました。
でも、これはたまたま良かった一例。
なかには、ベジタリアンだったり、どうしても嫌いなものがあったり、そんな学生を受け入れると
苦痛に思われる方も居るのでは。
私だったら・・・ 意地悪で言うのではなく、今日はメインはこれだから、悪いけれど他に食べられるものを
食べてね、と、こちらのスタンスを変えずに普段通り過ごすかな。
もちろん信頼関係が成り立っていることと、トゲトゲしくないことが前提だけど
食べられないものがあるのを承知で本人は異国に来ているのだから
出されたもので物足りなくてお腹が空くのなら、明日のパンでもかじってて~、と
良い意味で?適当に接するのがいいのかと・・・。