真の四国最恐スポット:首吊り神社(深浦神社) | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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自殺者の数だけ増える呪いの神木の枝

以前、無名の自殺名所の記事で紹介した高知市長浜深浦神社だが、ここが自殺名所であることは、ネット民では私しか知らない。他者の記事等は皆、過去の私の記事を参考にしたもの。それだけにネットでは、このことは本当なのか、と疑っている者もいる。

 

しかし、深浦神社の神木で戦後約30人が首吊り自殺を行った、ということは、前回の記事で触れた「縁切さん」の世話人である住職から聞いたものだから、疑いの余地はない。

余談だが、「約30人」という数字は、高知市にある某自殺名所の自殺者数の約半分に過ぎない。

また私は一時期、深浦神社の徒歩圏に居住していたことがあって、神社や縁切さんには、先月の探訪を含めると4回も訪れている。つまり、私は元、地元住民。神社や縁切さんに行くルートも4ルート知っているが、その中には満潮時でも行ける、道なきルートもある。

 

 

改めて深浦神社がなぜ、四国最恐の心霊スポットであるかを説明しよう。この地は中世、永浜(長浜)郷に属する深浦村だったが、近世から明治22年までは長浜村に統合されていた。

神社の創始時期は不詳。祭神は市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命の三女海神。神社の場所は縁切さんから西に徒歩1分以内の地。

満潮時、船で参拝できるよう、桟橋があり、社は石垣の上に建立されている。

 

 

車道が通じていない神社だけに境内の社叢も狭いが、その中の2~3本ほどの神木が浜側に突き出していて、それらの木からは何本もの太い枝が張り出している。つまり、神社の玉垣に上り、そこから枝にロープをかけて首を吊ると、身体は浜側に垂れて自重により、首が締まることになる。

不思議なことに、自殺のあった枝はやがて枯死するという。死は「穢れ」だから神が嫌うのだろうか。枝が一つ折れてなくなると、また別の所に新たな枝が生えてきて、その枝が一定の大きさになるとまた、首吊り自殺があり、これを永遠に繰り返しているという。まさに自殺者を呼ぶ「呪いの神木」。

 

 

四国には各所に心霊や呪い、自殺のスポットがあるが、これだけ恐ろしいスポットがあるだろうか。しかも噂の類ではなく、事実ということが判明しているもので。

この自殺スポットが殆ど知られていないのは、付近の車道や土地が近くの病院の私有地で、且つ、神社へは徒歩でしか行けないことも影響しているものと思う。

 

 

それでもこの地自体は風光明媚で、神社の西にある前述の病院の向かいに浮かぶ小島「ゴウシ山」は、干潮時にはエンジェルロードのように陸続きになる。そこに残るコンクリートの残骸は真珠の養殖場跡のもの。

逆方向の縁切さんの東方の旧病院跡地の、更に東の岬には、戦時中の海軍の特攻艇「震洋」の格納壕が残っている。震洋はベニヤ板で造られた簡素なボートで、トヨタのトラックのエンジンを搭載していた。

 

 

神社や縁切さんへは、バス停からも徒歩で行けない距離ではないが、車の場合は、「団地南口」バス停のある交差点を東に折れ、前述の病院「精華園」への私道との三差路に突き当たると北に折れる。

すぐ先の三差路は東に折れ、看護専門学校方向へ進む。この道路も本来は精華園の私道だったと思うが、このルートで行く場合は「関係者以外立入禁止」の看板を目にすることはないし、地元の者も普通に通っている。

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看護学校を過ぎると精華園のグランドが現れるから、フェンス沿いに駐車する。グランドの南のY字路から南東に延びる藪の密林と化した林道が、縁切祈願者が通る道。入口(下の航空写真)にチェーンが張られているが、これは車の進入を禁止するためのものと判断したい。私が近くに在住時はチェーンもなく、路面もきれいだった。

 

この林道の終点が前述の病院(旧精華園)跡地。跡地の山際に踏み跡があるから西に進むと浜に出る。北西から南西に回り込んだ付近の山際に、縁切さんへ上る小径があったと思う。縁切さんからも深浦神社へと続く小径がある。

 

 

尚、一番の近道は精華園へ行き、受付で深浦神社に参拝するため(「縁切さん」の名は口にしない方がいい)、ということで敷地の通行許可(日中に限る)を貰い、病院裏の職員の駐車場から浜に降り、東進するルート。但し、許可が下りるかどうかは分からない。私は近所に在住時、無断で通っていた。田舎の高知だし。

 

人知れず佇む呪いの神木たち。その枝の折れた跡に触れると、自殺者の霊に呪われる、とでも、言うのだろうか。

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