来年、倉敷の金田一耕助イベントがナニコレ珍百景に | ANIMANSHA~アニメ・漫画・旧車ミニカー等~

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石坂浩二が金田一耕助の姿で倉敷市に

名探偵、金田一耕助の生みの親、横溝正史は昭和20年、岡山県倉敷市真備町岡田(当時は岡田村)に疎開したが、翌年、金田一耕助というキャラクターを誕生させ、岡田を舞台にした小説「本陣殺人事件」を執筆し、初めて登場させた。その後、金田一耕助シリーズは人気となり、何度も映画やドラマになった。

 

金田一耕助が初めて現れた地、倉敷市真備町を盛り上げようと、市では十数年前から毎年11月に、コスプレ寸劇ウォーキングとも言うべき「1000人の金田一耕助」というイベントを開催している。

これは金田一耕助が登場する作品の登場人物のコスプレをした者らが、「本陣殺人事件」の舞台を練り歩き、その途中の何ヶ所かで、同作品の1シーンを地元の有志が役者となり、寸劇を繰り広げるというもの。

 

 

コロナ前の2019年は文字通り、1,000人を超える参加があったが、’20~’21年はコロナ禍で中止となり、今年は100人に限定し、開催された。

それでも初めて見に行ったところ、感覚的には数百人が参加しているような熱気があった。因みに同行する見物人は少ない。地元の新聞やテレビ局の記者は毎年取材に訪れている。

 

 

日にちは定かではないが、このイベントが2023年1月22日放送予定の「ナニコレ珍百景2時間SP」で取り上げられる予定。更にスペシャルプレゼンターとして、「昭和の映画の金田一耕助」としてお馴染みの石坂浩二が出演する。恐らく、金田一耕助の格好で登場するものと思う。

実は、石坂浩二は先日の11月26日に開催された同イベントのゴール地点、真備ふるさと歴史館にサプライズゲストとして、金田一耕助姿で登場し、レイヤーたちを歓喜させた。

 

 

私はやや後ろの方にいたため、前述の番組放送日等がやや聞き取りにくかった。だから日にちが間違っている可能性も無きにしも非ず。

しかし石坂浩二が金田一耕助姿で「1000人の金田一耕助」イベントに顔を出したのは、これが初めてじゃない。2010年代にもBS日テレの番組で訪れている。その頃よりはやや痩せていた。

 

 

同イベントの練り歩きコースは、公式サイトに公開されている「本陣殺人事件」ウォーキングマップの往路。つまり金田一耕助が昭和12年11月27日に降り立ったJR清音駅の裏の広場に集合後、駅から旧川辺橋(横溝正史も幾度となく渡った)を渡り、川辺本陣跡がある旧山陽道を西進し、「車井戸はなぜ軋る」の「御崎様」のモデル「艮御崎神社」からは北西に折れる。

尚、かつて神社の参道口脇にあった煙草屋で金田一耕助と磯川警部が聞き込みを行っていたことから、その東方でも煙草屋の張りぼてを使用した寸劇があった。

 

 

神社から折れる道は岡田村役場跡の公園に到るが、この向かいにあった一膳飯屋「川田屋」(実際の屋号だったか否か忘れた)で、三本指の見すぼらしい男が事件の舞台となる家のことを訪ね、水を一杯貰う。

因みに実際にこの地にあった一膳飯屋はその後、「三宅商店」となって新築されたが、現在は更地になっている。そこに川田屋に見立てたテントを張り、そのシーンも寸劇として披露していた。

イベントバナー

 

三本指の男に水を出した店の者は、「あ~、気持ち悪い、もう二度とこのコップは使いたくない」旨、吐き捨てるが、これは現代なら差別発言になり兼ねない。

尚、寸劇が終わった後、金田一耕助に扮した市長が昔の自転車に乗って登場し、長々と挨拶したが、その後、写真を撮っていた私の前に立ち、撮影を邪魔した。わざと?

 

 

横溝正史疎開宅のやや手前の十字路角に「濃茶のばあさん」と呼ばれる祠があるが、「八つ墓村」で「祟りじゃー!!八つ墓村の祟りじゃー!」と叫ぶ「濃茶の尼」の名前は、ここから来ている。

この寸劇を一番見たかったが、行列が全て到着する前に劇が始まったため、写真が撮れなかった。実行委員はなぜそこのところをきちっとしないのか。濃茶のばあさんに祟られるぞ!

 

 

更に直進した突き当りが横溝正史疎開宅。表札は「横溝正史」と「金田一耕助」が並んでいて、寸劇でも横溝宅に金田一耕助が訪ねてくる設定で、二人で会話をする。

疎開宅は思ったより狭く、この日は琴の演奏が行われていたため、畳には上がれなかった。横溝の生前の写真や遺品等が展示されている。

 

 

そこから一旦、千光寺を往復するが、「獄門島」の千光寺はここから来ている。ここでの寸劇は本陣殺人事件のものか、獄門島のシーンなのかは、作品を読んでないから分からない。

疎開宅南の十字路に戻ると、大池へと西進するが、途中、子供らの合唱と共に、手鞠をつく寸劇が行われたが、これは「悪魔の手毬唄」のシーンなのか?

 

 

大池東の堤上で二人の老婆がすれ違うだけの寸劇があり、すぐ先にゴールの真備ふるさと歴史館が。館内にも横溝正史コーナーが作られている。

清音駅から普通に歩けば40分位で到着するものと思うが、それを寸劇見物やレイヤーの集合写真を撮りながら3時間以上かけて練り歩く。

 

ここから一番近い駅は川辺宿駅で、金田一耕助のウォーキングコースとなっていて、着替えたレイヤーの一部は実行委員らと一緒に歩いて行くが、出発が17時頃になるため、何割かの者は往路を歩いて清音駅へと戻っている。この薄暗い帰路は結構しんどい、と思うのは私だけだろうか。

市の方では同イベントへの参加は公共交通機関を利用するよう、呼びかけているが、私はマイカーを清音駅西方の高梁川の河原に駐車していた。参加者や見物者でここに駐車しているのは私だけだった。

 

小説やDVDを見てなくても結構楽しめるから、来年は参加か見物をしてみては?→公式サイト

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