こんにちは。

こころカウンセラーのつばさです。

 

土曜日の午後、

いかがお過ごしですか。

 

 

 


 

 

お天気の変化が激しいですね。

 

 

太陽の光が差し

澄んだ青空の日と、

肌寒い薄曇りの日とでは、

気分も体調も変わりますね。

 

 

 

 


 

 

 

先日、

年配の親しい友人に、

体調はどうか?

と問われ、

 

「入院前に比べて

3分の1程度しか動けない。

気持ちは先走るのに

身体がついていかない。

怠けているみたいでもどかしい。」

 

と伝えたら、

 

『あなたのペースで

ゆっくりゆっくりと』

 

 って

 

あなた、

つばさブログに書いてきたよね。

 

まずはあなた自身が

それをやるこっちゃ。」

 

 

と返ってきました。

 

 

何も言えない。

 

まさにその通り。

 

 

自分以外には、

 

「ゆっくりでいいのよ。

 無理しないでね。」

 

 

なんて伝えておきながら、

 

 

当の自分にはそうもいかないのです。

 

 

全く矛盾していますね。

 

 

 

『ハーバードの人生を変える授業』

(大和書房/タル・ベン・シャハー著)

の中で、著者は、

チベット仏教の 

ダライ・ラマ法王のことばを

とりあげています。

 

思いやりの対象は

本当に自分自身であるべきか?

という問いに対し、

 

ダライ・ラマは、

 

「まず、自分 です。

そして、もっと進化したかたちで、

その気持ちが他者に広がっていくのです。

ある意味では、

深遠な思いやりとは、

利己主義が

高度に発達した形態にすぎません。

ですから、 

自己嫌悪の強い人は

他者に対して

真の思いやりの心をもつことは

難しいのです。・・・」

 

と答えたそうです。

 

また、

新約聖書(新共同訳)の中でも、

イエス・キリストが、

 

「隣人を 自分のように 愛しなさい。」

(マタイによる福音書19章19節)

 

と言ったと書いています。

 

「隣人を愛しなさい。」

 

ということばが

聖書の中にあることを

知っている方は多いと思いますが、

 

自分のように

 

ということばが入っていることは

案外見落とされていたりします。

 

自分のことをそっちのけで、

自分自身をボロボロにして、

隣人を愛さなきゃだめだよ  

という厳しいことは

言われていないのですね。

 

 

心理カウンセリングの

クライアントさんの多くが、

罪悪感や自己嫌悪感を強く持っています。

 

 

自分を愛すること。

 

 

自分に優しくすること。

 

 

自分を思いやること。

 

 

そんなことばを見るだけで、

抵抗を感じる人もいるかもしれません。

 

 

もし今、

辛い気持ちの中にいる人には、

是非、誰か他の人にかけるように、

まず自分に、

優しいことばを

かけてあげてほしいと思います。

 

時には、

自分のカウンセラーになったつもりで、

自分への手紙やメールを書いたり、

(LINEのマイチャットに

メッセージを送ってもいいですね。)

自分に向けた

優しいメッセージを録音して

時々聴いてもいいかもしれません。

 

 

もっともっと

 

自分に優しく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自分に優しくしたその先に、

 

 

他者への本当の思いやりや愛が

生まれるのではないでしょうか。

 

 

このことばを、

つばさ自身にも

言って聞かせることにします。

 

 

 

あなたのペースで

あなたらしく

 

 

できなかったことではなく、

どんな小さなことでも

今日できたことを数えて

褒めてみる。

 

 


 

 

最後まで

読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

心からの愛と感謝を込めて。

 

 

越乃 つばさ