こんにちは。

こころカウンセラーのつばさです。

 

愛する人を亡くされたあなたへ。

 

 

私の弟が亡くなって

今年の秋で16年経ちます。

(詳しくはプロフィールに書かせていただきました。

お時間があったらご覧ください。)

 

それでも悲しみはなくなりません。

その日のことがまるで昨日のことのように思い出されます。

 

「もう16年」

「まだ16年」

 

それは他の誰かに言われることではありません。

 

ご自身と

大切な愛する人との

生前のこころの距離、思い出、関係性、

 

そして、

 

どんな風にその方が最期を迎えられたか・・・

 

たとえ同じ家族であっても

故人との関係性などは

全く違います。

 

血のつながりがなくても

家族ではなくても

 

大切なパートナー

大切なお友だち

大切な同僚

大切な恩師

 

悲しみの量を

誰にもはかることはできません。

誰とも比べることができません。

 

今、もし、愛する人を亡くされ

死ぬほどに辛い思いをされているあなたへ。

 

その痛みを経験してきた私からお伝えしたいことがあります。

 

最初の数か月、数年の記憶が途切れ途切れなくらい、

最初の日々は目が覚めて、毎瞬呼吸をするたびに、

「悲しみ」が身体を覆っているような感覚がありました。

気が付いたら涙がこぼれていました。

 

その毎瞬、毎瞬の痛みが、

本当に少しずつ薄れていく。

 

違うことを考えて、気が紛れている(やり過ごせている)時間が

少しずつ増えていく。

 

そんな感じでした。

 

「薄紙を剥ぐように」

私にはこの表現が一番しっくりきます。

本当に少しずつでしたから。

 

今のこの「悲しみ」の状態が

永遠に続くことはないんです。

 

それだけはお約束します。

 

それでも、悲しみがなくなる日は、

きっと死ぬまで訪れないでしょう。

なぜなら、弟を愛しているからです。

悲しみが消えないのは当たり前のことなんです。

 

悲しみながら生きることは

とてもエネルギーが必要なことです。

普通の時よりも

何倍も、何十倍も

気が付かないうちにエネルギーを使っています。

 

だから、

今こうして生きているあなたご自身を、

こころから褒めてください。

 

いたわってください。

 

たくさん休んでください。

 

あなたはよくがんばっています。

十分すぎるほどに。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

越乃 つばさ