こんにちは。
premriaです。
夏真っ盛りから、秋のにおいがうっすら?だったり、急激だったり?
忙しい空模様のなか、夏休みのおしまいを告げる蝉たちの声をきいていると。
宿題しなきゃ。
と、思ってしまうのは、わたしだけでしょうか?
THE太陽・獅子座の季節から、乙女座シーズンの到来ということで。
思い出し絵日記ならぬ。
PCパチパチ、思い出しレポートにとりかかるには、ちょうどよいのかも?
というわけで。
引き続き、サイキックマッサージのトレーニングでのお話を進めていきたいと思います。
エネルギーのリーディング、ともうひとつ。
セッションを進めるうえで、大切な柱ともなる、レゾナンスのチェックについてです。
レゾナンス=共鳴
またしても、そのまんまですね・・・
では、共鳴という言葉から、皆さんはどんなイメージを思い浮かべるでしょう?
トレーニング前半で、エネルギーのリーディングと、レゾナンスのチェックの違いについて。
その受け取り方、その感覚をつかむまで。
実はわたし、しばらく時間がかかりました。
似ているようで、これは全く別のものです。
その情報、それを受け取るために使う感覚(受信方法)も、似て非なるものなのです。
エネルギーのリーディング。
これは、受け手の方が、日々の暮らしのなかで、そこでの体験から身体に纏ったエネルギーから得られる情報です。
ここではこれを、外側の情報、と呼ぶことにします。
もし、悲しい出来事を体験された、もしくはしている時。
これはひとつの例えにすぎませんが、そのエネルギーから、何か悲しみに関連した情報を受け取るかもしれません。
受け手の方の日常で起こる事柄によって、それはその都度変化しています。
そして、これはあくまで情報のひとつです。
サイキックマッサージをする者は、そこには一切介入しないという点が、とても興味深いところです。
これに対して、レゾナンスのチェックは、内側の情報です。
受け手の方が、本来もっている内側に在る質を、共鳴というかたちで受け取っていきます。
サイキックマッサージの面白さは、このふたつの目には観えない情報を基に、マッサージを進めるところにあります。
わたし達が、普段慣れ親しんでいるマッサージと呼ばれるものは、物理的な肉体の違和感にアプローチしていくものが多いのではないかと感じるのですが。
どうでしょう?
ここが痛い。
では、ここをほぐしていきましょう。
といった具合に。
このような、痛い、と感じる違和感を、外側の情報、と捉えることも出来るかもしれません。
もしそれを、まったく逆の視点からマッサージを進めていくとしたら。
痛い。辛い。の、その逆です。
受け手の方が、不快に感じている部分にフォーカスするのではなく。
まったく逆の、違った部分に意識を向けるのです。
それを言葉で表すとしたら。
寛ぎ。やさしさ。あたたかさ。よろこび。遊び心。
といった、とても心地よい感覚です。
受け手の方の内側から、こういった質が、共鳴というかたちで響き合う部分を読み取っていくのが、レゾナンスのチェックになるのです。
そして、その内側から感じる心地よい質を、マッサージというツールを使って、全体へと拡げていくのです。
このレゾナンスのチェック。
その感覚をつかむのに、わたしの助けになったのは、音楽。
楽器のチューニングといった時の感覚をイメージすることでした。
ひとつの音をあわせる時。
その周波数、音の波を、聴覚だけでなく、身体全体の感覚からも感じとっていきます。
そして、その音の揺らぎが、心地よくピタッとひとつに重なった時。
ハートが拡がるような、OK!YES!といった、とても肯定的な、至福とも呼べる瞬間があります。
心地よい音楽を聴いている時。
きっと皆さんも、このような感覚を体験されることがあるのではないでしょうか?
または、自然の中に身を置いた時にも。
大いなる自然との一体感に、身震いするほどの、寛ぎや安心感を感じることがあります。
想像しただけでも、幸せな気分になります。
わたし達の内側では、外側でどんな事が起ころうとも、このような寛いでいる本質が、静かに存在しているのです。
これは、瞑想をしている時に感じられる、とても静かで寛いだ感覚、その状態にも例えることが出来ます。
わたし達の内側に在る、瞑想の質。
サイキックマッサージでは、レゾナンスのチェックから感じる質を、このように呼ぶこともあります。
いかがでしょう?
ほんの少しでも、おわかりいただけたでしょうか?
わたし達の内側に在る、寛ぎや、あたたかさといった本質を拡げていくだなんて、素敵だと思いませんか?
わたし自身、このようなマッサージがあるということを、このトレーニングに参加するまで知りませんでした。
それまでは、違和感を感じる肉体へのアプローチと、その手技を受けることで満足していました。
体がゆるむ、これはとても気持ちがよいことです。
そしてまた、このような外側の痛みの解消法が、一時だけのものであることにも、気づいていました。
その痛みは、いずれまた戻ってくるのです。
なぜでしょう?
この?の謎を、サイキックマッサージのトレーニングを通して、解き明かしていくことにもなったのです。
これは、ボディワークをする者だけに留まらない、多くの方に知っていただきたくなる内容ばかりでした。
生きていくのに必要!
これは、わたしがトレーニング中、感想をきかれて思わず口にした言葉です。
ちょっと大袈裟な言葉ですが、本気で今もそう感じています。
エネルギーのリーディング、レゾナンスのチェック。
そして、これらのテクニックを育むうえで基盤となる、わたし達の在り方について。
何れにしても、瞑想という自分の内側に深く入っていく体験が、大いに助けとなります。
そして、そこでの体験は、決して特別なものではなく。
日々の暮らしでの瞬間のなかに、ありとあらゆるメッセージが隠されていることにも、あらためて気づいていくことになりました。
さて、ここまで。
サイキックマッサージが、どのようなマッサージなのか?ということを、わたしなりの体験を基にお話しさせていただきました。
そしてまた、これまでのことは、サイキックマッサージの、“ほんの入り口にすぎない”、ということを一言お伝えしておこうと思います。
トレーニングが進んでいくと、エゴの土台、という、なんとも重々しいテーマが登場してきます。
ちょっとやそっとじゃ辿り着けない、一筋縄ではいかなそうな、その道のり。
それでいて、喉から手が出ちゃうぐらいに食べてみたい、謎の味したデザートみたいな。
近づいたかと思うと、ニヤリとしながら遠のいていくテーマです。
自分自身の、エゴの土台。
知りたいような、知りたくないような・・・
そんなわけで、この先を語ろうとすると、膨大なページを費やしてしまいそうなので。
今回はこのへんで、おしまいにします。
ボディワークとセラピーが融合した、サイキックマッサージ。
わたし達の内側に在る、静かでありながら、力強い本質に気づいていくことで。
その大いなる本質を、日常のなかで開花させ。
現実で起こる様々な出来事にも揺らぐことがない、自分自身への信頼を拡げていく。
本来の自分に、還っていく。
そんなスイッチを、パチパチパチッ!とONにしてくれるサイキックマッサージ。
そしてわたしも、このスイッチを押されたひとりです。
是非いちど、皆さんにも体験していただけたら嬉しいです。