占星学とアロマテラピー。

 

 

サビアンシンボルから火がついて学び始めた占星学も、基本編が修了。

引き続き、アドバンスクラスの授業を楽しみにしているところです。

 

 

基本編のクラスでは、占星学にプラスα。

天体意識に対応する精油を毎回ブレンドしながら、大好きなアロマテラピーも体験できるという!

 

 

昨年に引き続き。

すこし進んでは止まり、進んでは止まり、と。

スッキリと心穏やかではいられない日常のなか。

占星学の奥深さのみならず、アロマテラピーの体や心への、静かでありながらパワフルな力の働きを再確認しているところです。

 

 

少し前のことになりますが。

太陽と火星の授業でのこと。

3つの精油(香り)が、わたしのなかに、ヒットしました。

 

 

ジンジャー

パチュリ

カラマンシー

 

 

この時のわたしは、とても悲しい出来事があったばかりで、身体に力が入らない、どこかぼんやりとした空気に包まれていました。

 

 

1本づつ精油を手にとって、深呼吸しながら。

その瞬間に、心地よいと感じた香りをブレンドしていきます。

 

 

アロマテラピーの面白さのひとつに、その時々の体調や心の状態で、香りの印象がガラリと変わる。

あれれ?と驚く体験があります。

 

 

いつもは大好きな香りが、今日はちょっと苦手に感じる。

またはその逆に、いつもなら手にとることもしないけれど、今日はずっと嗅いでいたい・・・

 

 

こんな時、普段はあまり意識しない、自分自身の流動性について、その変化の流れを探ってみたくなります。

 

 

そして、その精油(香り)が持つキーワードや、特性、薬理作用などを調べてみることで、自分でも気づかなかった些細なことを、植物が伝えてくれていることに、ハッとさせられるのです。

 

 

わたし、という愛すべき存在でありながら、時に取扱いに頭をひねる。

 

 

それはまるで。

分厚い大辞典の膨大なデータが刻まれるページの中から、ほんの短い一句を探し当てるかのような、ちょっとアナログ的な甘美さを纏う作業です。

 

 

授業の後。

持ち帰ったブレンドオイルで、セルフケアを試してみたくなりました。

 

 

足の先から頭のてっぺんをぬけて。

身体にうごめく思いの粒を。

香りで包んでは流し、包んでは流し。

 

 

太陽と火星の香りが、全身に、ぽっ。ぽっ。と、あたたかい火を灯していくようでした。

 

 

アロマテラピーは、いつだって優しいね。

 

 

無意識に、且つ、時に目が覚めるような大胆さで、人生に深く関わる宇宙の天体意識と。

そこに優しく寄り添うアロマテラピー。

 

 

なんとも素敵な名コンビです!