認知症の周辺症状の中で
弄便と異食があります
先日 あるサイトで
弄便と異食は 赤ちゃん返り・・・との記事がありました
赤ちゃんは 便が出ると 泣いて教えてくれますが
認知症の人は 手が届くから 便を嬲り
周囲に擦りつけたりする
異食は 赤ちゃんは なんでも口に入れるから
認知症の人も 同じような行動である
人は 生まれた時から
色々なことを覚えながら成長し
年老いてくると 退行して 幼児のような状態に戻っていく・・・
輪廻転生という説です
でも これって ちよっと イヤ かなり 違うと思うんです
例えば 弄便
赤ちゃんは 手が届かないってこともあるかもしれませんが
排泄があったことや 不快感や
そのほかの すべてのことを 訴えようとする術が泣くということです
泣き方で お腹がすいたか? 不快感がなのか ?排泄なのか?
わかるようになります
泣くことによって 表現していると思うんですよ
認知症の人の弄ベンは
排泄があったことによる不快感でしょうが
何かと認識しないまま 手についたベンを擦りつけたり
ベンと認識して 隠そうとしたり
自分で処理しようとしたり します
明らかに 認識の障害です
また 異食も
なんでも口にする行為は 同じでも
赤ちゃんのそれは 覚えていく過程で
手で触れたり 口に入れたり と 自然な行為です
認知症の人の異食は
認識の障害もありますが
一番大きな理由は 不安感から来ると思うんですよ
誰でも イラついたり 不安になったりすると
タバコを吸ったり 何かを食べたりして
本能的に不安を和らげようとします
認知症の人は 常に不安感があって
うまく処理できなことにより 異食という行動が
出るように思います
誰もが同じではないでしょうが
少なくとも 婆の場合は
不安感が無くなってからは
異食も 弄ベンも
そのほかの周辺症状は ほとんどでなくなりましたから・・・
人それぞれ 受け取り方は違いますから
赤ちゃん帰りと受け取る方もいるでしょう
それによって 少しでも介護が楽になれば それもいいでしょう
少なくとも 私は 違うんじゃない?
って思いますよ
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