今日の記事から


『孤独を感じると認知症に?』


自分は孤独だと思っている高齢者は認知症になりやすい可能性がある

の研究を、オランダの大学チームがまとめられました。


要約すると、


65歳以上で認知症の兆候のない住民約2000人を対象に、1990年

3年間認知症や他の健康状態を追跡調査、被験者の約半数が

独居・約70%が社会的な支援を受けていなかった。認知症と診

断されたのは、約7%孤独感有りが13%孤独感なしが6%独居者が

非独居者より多く、独身者が既婚者より多い。

次に 認知症の危険因子とされる病気の有無などを考慮の入れてリ

スク分析すると、独居や独身であることは認知症の成りやすさと関係

が見られなかった。孤独感のある人が認知症になるリスクはそうでな

い人より64%高いことがわかった。男女間の差はない。この結果か

らチームは、孤独感は認知症の危険因子として注目して良いのでは

ないかと指摘している。


この記事を呼んでちょっと思ったこと


孤独感は、


一人暮らし=孤独でもないし


家族と同居でも孤独感はあるし


言い方を変えれば


人は一人では生きていけないけれど


親子、兄弟、夫婦といえども


一人一人は個の人


みんな孤独であるし


孤独感は感じ方の違いはあっても、


みんな持っている感情


感情を整理して生きているんですよね


高齢になるということは


先への希望が段々と少なくなって


人生経験だけでは整理の出来ない感情が芽生えて来て


体の衰えや、気力の衰えを感じても


どうにもならない辛さ、寂しさが募りながらも


気持ちや心の整理をする能力さえも衰えることであり


疎外感や寂寥感から孤独に陥っていくのではないでしょうか?


人は強さと同時に弱さも併せ持っています。


孤独感に耐える力を少しでも持ちたいのならば、


自分の弱さを認めることも必要ではないでしょうか・・・


強がりも弱さも認めて


ありのままに過ごす・・・・


自分にできるか???


わかりませんが・・・・



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